読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

派遣会社はどのぐらいマージンを引いているのか調べてみた

派遣業界

f:id:ysk_wtnb:20160615112137j:plain

(※この記事は2016年11月18日に更新しました)

みなさんこんにちは。
かれこれ3年間ほど派遣社員として働いている、Yoshikiです。

◆目次◆

派遣料金とマージン率

派遣社員というのは、派遣会社からお給料を貰います。支払う派遣会社は、派遣先であるクライアント企業から派遣料金を貰い、その中から「マージン」を中抜きし、残りを派遣社員へのお給料として支払います。

もちろん企業から貰った額をまるまる派遣社員に渡していれば、派遣会社としての利益はゼロですので、企業から貰った額の何割かを抜いています。なので、派遣社員が貰うよりも多くの金額を企業は派遣会社へ支払っています。

グッドウィルのマージン率

かつて日雇い派遣の最大手であった「グッドウィル」という会社がありました。ここは異常なまでにマージンの中抜きを行い、派遣スタッフからとことん搾取する会社として有名でした。

そのマージン率は、諸経費を含めて39%。時給1000円で請け負った仕事でも、労働者には610円程度で働かせていた計算になります(参照記事:派遣社員を搾取しまくった最低犯罪企業グッドウィル - 格差脱出研究所

多かれ少なかれ、どこの派遣会社もこのマージンの中抜きは行っています。しかし、現在の自分はどのぐらいの額を抜かれているのか?という事は、知っていた方がいいと思います。グッドウィルのように、鬼搾取をしている派遣会社が無いとも言い切れませんし。

派遣会社のマージン率はいくら?

ということで、自分が現在在籍している派遣会社はどのぐらいのマージン率なのか?を確認してみることにしました。今回参考にさせていただいたのは、「陽月秘話: 人材派遣企業各社のマージン率一覧、及びその公開率」という記事です。

このサイトではご丁寧に、

2015年1月現在の人材派遣企業マージン一覧

というPDFファイルがあり、そこにちょうどぼくが在籍している派遣会社も掲載されていました。

もちろん全国津々浦々全ての派遣会社が掲載されているわけではありませんし、仮に掲載されていたとしても「マージン率を自ら公表」している派遣会社はかなり少ないわけなので、その点ご承知おきください(って僕の作ったものじゃないんですけど)。

というわけでここで確認してみたところ、ありましたよ。

f:id:ysk_wtnb:20150227213814p:plain

一応派遣会社の名前は伏せますが、ありましたよ僕が在籍している派遣会社が。ちなみに、このキャプチャ画像に掲載されている部分は全てその会社の営業所です。

そしてこの赤枠で囲ってある部分が、僕が現在お世話になっている営業所です。

そんな派遣会社のマージン率は…22.7%でした。

ということは、仮に僕の時給が1500円の場合、企業は1時間あたり約1940円を派遣会社に支払っていることになる……のでしょうか?一応計算はしてみましたが、こういう計算は苦手なもので、これで正しいのか自信が無いです(笑) 

マージン率の計算方法

ちなみに派遣会社が引くマージン率の計算方法はこちらです。

f:id:ysk_wtnb:20150227222010p:plain

PDFファイルで見ていくと、マージン率は「多くもなく、少なくもない」ぐらいのようですね。一通り見渡すと、マージン率が10%台の会社もありますし。

ただし、特筆したいのはこの右側の欄です。

f:id:ysk_wtnb:20150227215145p:plain

「文句なし。大手で唯一公開しているだけに太鼓判を押したい」

ですってよ!
これは……喜んでいいのでしょうか?(笑)

逆に言うと、大手はやはりどこも非公開な会社が多いということですね。たしかに僕が今まで利用したことがある他の派遣会社も何社か記載されていましたが、どこも非公開でした。こういうお金に関わる部分というのは、あまり世間一般に公表する部分じゃないのかもしれませんね。

たしかに派遣される側からすれば、マージン率なんて低い方がいいに決まっていますもんね。全社のマージン率が公開されて皆が低い会社に流れたら、他の会社がおまんま食い上げになる。公開する企業が少ない理由は、きっとそれでしょう。 

グッドウィルとマージン率その2

グッドウィルは、その異常なマージンの中抜きや「データ装備費」という使途不明な給与控除まで行っていたということで、総合的な搾取額は相当なものだったようです。

その他にも、二重派遣や労災隠しなどの違法な実態が暴かれました(参照:グッドウィル日雇い 二重派遣で禁止業務 厚労省調査へ - 介護大手コムスン処分)。ということが重なり、2008年に業務停止からの廃業というコンボによってグッドウィルという企業は世間から姿を消しました。

ちなみに、先ほどのマージン率を示したPDFファイルを眺めていたところ、3割台のマージンを取っているところは結構あったので驚いています。凄いところになると、マージン率50%の企業があるではありませんか!

派遣料金の半分がマージンって……グッドウィルを超えているのでは?

マージン率を確認したい場合

こういった「細かいお金」に関わることは、聞いてもちゃんと教えてくれない派遣会社の方が多いです。というより、そこのスタッフもきちんと説明できるほど把握していない場合も多々あります。内勤も支店長以外は全員アルバイトという会社もありますし。

ただ、就業の際に「就業条件明示書」というものは必ず渡されます(もしくは郵送されます)。そこに派遣料金というのは必ず記載されていますので、それを見ながら上に貼った計算方式で自分のマージン率を計算してみると良いでしょう。

日雇い派遣―グッドウィル、フルキャストで働く (シリーズ労働破壊)

日雇い派遣―グッドウィル、フルキャストで働く (シリーズ労働破壊)

 

昔この本を読みましたが、日雇い派遣のひどい実態が書かれています。

例えば「怪我をしても救急車を呼んでもらえず、派遣先の車で連れていかれた。理由は派遣会社が労災保険に加入していなかったから」というようなもの。加入はしていないけど、それの費用はしっかり控除しているという。

もう最低だなと思いましたね。

スポンサーリンク