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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ業界での体験談がメインです

アメ横にある「閉店詐欺」の店に質問したら激怒された話

その他

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(※この記事は2016年11月18日に更新しました)

週末の上野はアメ横。
おや……なんだか軽い人だかりができているぞ? 

やたらしゃがれた声のオッサンが、脚立のようなものに上り、青いメガホンを持って何かを叫んでいる。声によく耳を傾けてみると… 

「本日をもって!この店は、閉店しまーす!」

むむっ?
どうやらこのお店は、今日限りで店じまいをするらしい。

「長らくのご愛顧!ありがとうございましたー!」

このおじさんは、店長さんかな?自分の店が閉店するとは…辛いだろうに。
しかし、やけに声がガラガラしているような気がするのは僕だけだろうか?

「今日で閉店するので、今ここに並んでいる商品は全品3000円で売りまーす!!」

へー、3000円とはお得。そして売っているのは時計とカバンか…。
正直目利きなどは僕にはできないが、これらはいい品物なのだろうか?

「そこで見ているお兄さん!本当はコレ全部何万円もするやつだけど、もう閉店で在庫処分しなきゃいけないから3000円にするよ!買っていってよ!!」

え、マジで?何万円もしていたのが3000円になる!?
それはお得じゃないか!!どれどれ、そこまで言うなら1つぐらい買っていこ

 

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……今そのお店に入ろうとしたアナタ、ひょっとして旅行者ですか?東京に来た目的は?……なに、観光で来た?

それなら気をつけないとダメじゃないですか!!

東京に来るなら「閉店詐欺」をするお店の存在ぐらい知っておかないといけませんよ!ボッタくられてしまいますよ!! 

 

※余興にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ここからが本編です(笑)

◆目次◆

アメ横と閉店詐欺の店

普段から東京に住んでいる人ならお馴染みだと思いますが、東京都内の繁華街(特に上野にあるアメ横など)には、下の写真のようなお店がよくあります。

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ちなみにコレは秋葉原駅前でして、自分で撮影した写真です(※2016年11月現在、このお店は無くなり駐車場になっています)。

上野のアメ横にあるのは有名ですが、かつては池袋にもありました。

 このお店、なぜこんなに人だかりが出来ているのか?と言うと、

「今日限りで閉店だから、激安セールやってます!」

という謳い文句で客寄せをしているからなんですね。しかし、実態は「今日限りで閉店」を謳いながらも、何年も同じ場所で営業を続けているお店がほとんどです。

「閉店セール」と言えば、普通は文字通り「営業を辞めるために店を閉める」という意味だと思いますよね?

しかし、彼らにとっての閉店というのは、

「閉店=単純に営業時間が終わったので店じまいをする」

という解釈です。なので、毎日が閉店で毎日が開店セール。

普通これを聞けば「それ嘘じゃん閉店してないじゃん」となりますよね?しかし、その歪んだ理屈を大真面目に通して営業をずっと行っているのが、この「閉店詐欺」のお店なのです。

閉店詐欺に騙された経験

実は僕は、閉店セールをやる店が大嫌いです。なぜかというと、

「過去に閉店詐欺のお店で時計を買って粗悪品を掴まされた経験があるから」

なんです。 

東京に来たばかりの2013年冬頃に、アメ横に買い物に行きました。そこでは、毎度おなじみ閉店セール真最中の閉店詐欺店がありました。

僕はその時点では閉店詐欺の存在を知らない情弱だったので、ついつい誘われるまま店内へ入ってしまい、冒頭に書いたような店員の話に騙されて時計を買ってしまいました。ちなみに値段は3000円の時計を2つ。

最初は「お得な買い物したなぁ~」なんて喜んでいましたが、それを何日かつけていると変な違和感があることに気づきました。

時計の盤をよく見てみると、その時計には長針、短針、秒針以外にも小さい針がついていました。その針の名前が分からないけど、取れかけてプランプラーンしていました。

つまりは、針はただくっつけていただけ。
通常の時計のように円を描くことをしない完全なる不良品。

当時はかなりショックでした。粗悪品を掴まされたのもそうだし、東京に来たばかりでお金もなかったので、6000円をドブに捨てたような気分でした。

閉店詐欺をする店の特徴

そういった詐欺商売をするお店の特徴として、

「レシートを発行しない」

というのがあります。証拠を残さない意味もあるのでしょう。その時計を買った時も渡されませんでした。まあ、くださいと言わなかった僕も悪いんですが……。

リベンジ

そんな恨みつらみを残したまま月日は過ぎ、最近上野に行きました。
そこで再度、前回と同じ「閉店詐欺の店」を見つけました。

よく見るとそこは、アメ横のど真ん中。週末は特に人で溢れるような通りに面しています。そこで堂々と閉店詐欺をし、粗悪品を掴ませる奴ら……FxxK!

またガラガラ声のおじさんがメガホンで何か叫んでいるので、とりあえず聴いてみます。

「この店は、今日限りで閉店しまーす!店は跡形もなくなりまーす!」
「本当は〇万円するカバンばかりですけど、今日は特別に全品3000円でーす!」「〇〇年間の永きに渡りまして、ご愛顧いただきましてありがとうございました!」

相変わらず、そういう言葉を連呼していやがる。

跡形もなくなるって……店名と内装と品物を少し変えるだけじゃねーかコラ!そしてまたお前がそうやって叫ぶんだろ!?

しかし思うのが、このメガホンで叫んでいるおじさんは何故みんな声がガラガラなんでしょうか?……あ、もしかして色々な店先で閉店閉店叫んでいるから(ry

急に血が騒ぎ「これは絶好のチャンス!!」と思った僕は、煽る意味で次の質問をしてみました。

「おじさん、さっきから閉店閉店って連呼してますけど、何でこんなに立地の良い場所で閉店しちゃうんですか?(ニヤニヤ

すると、そのメガホンおじさんは急に鬼の形相になって

「売れないからだよ!!」

と激怒してきました。

ここで「待ってました!」とばかりに僕は

「はぁ?ここで売れなかったらどこで売れるんですか?アメ横で長年やってた店だったんじゃないんでしたっけ?」

と聞き返しました。

するとそのメガホンおじさんは、怒りながらもテンパっている様子で

「お兄さんみたいにね、まともな客ばかりじゃないんだよ!商売ってのは難しいの!!」

と身も蓋もないことを言ってきました。おいおい、大声でそんなこと言っていいのかよ。どれだけテンパっているんだ。そして僕はまともな客なのか(笑)

もっと煽ってやろうと思っていましたが、おじさんはマズイと思ったのか

「冷やかしなら帰ってくれ!君みたいな人には売らないよ!!」

と言ってきました。

「あれ、僕はまともな客なんじゃなかったの?」

と反論しようかと思いましたが、こういう人たちを怒らせると後が怖いかもなーと思い、そこまでにしてさっさと退散しました。

まとめ

毎日毎日飽きもせず閉店閉店叫び、粗悪品の時計やカバンを3000円で売ってボロ儲け。メガホンおじさんの必死さを見ると、かなり美味しい商売なのが伺えます。

東京には今でもあちこちに閉店詐欺のお店がありますし、どこも儲けてんだろうなぁ……クソが。そしてその主なターゲットは、国内・国外からやって来る観光客。

歌舞伎町のボッタクリといい、池袋の嘘つきキャッチといい、東京の繁華街は本当にカオスですよ。田舎者が「東京さおっかねえところだ」と言うのもよく分かりますわね。

もちろん東京や首都圏に住んでいる人は、こういうお店の存在はすでに知っているでしょう。しかし、これから東京に旅行などで来たり、引っ越してくる人。

そういう方々は、ぜひこういう「悪質な商売」をしているお店には引っかからないように気をつけてほしいと思います。

どのお店でも、冒頭に貼った写真みたいな外観、脚立に上がり、メガホンで叫んでいるガラガラ声のおじさん店員など、どこでもある程度共通しています。

それらを注意点として、頭に入れておきましょう。

ニコニコ生放送で突撃

2016年の春に、ニコ生の大手配信者、NER(ネル)さんが外配信でアメ横に行った動画がありました。ここでNERさんは、かつての僕と同じように閉店詐欺店のメガホンおじさんに質問をして怒られています。

きっと、WEBカメラで撮影しながら質問しているからなのでしょう。メガホンおじさんは、僕の時よりも遥かに怒っている様子です。逃走するNERさんを追いかけたようですし、僕の時と違って複数人で激怒しているようですし。

みなさん、これがアメ横で閉店詐欺をしている人間の本性です。
繰り返しになりますが、くれぐれも気をつけましょう!

「激怒された話」シリーズ

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