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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

【見えないホームレス】女性の貧困・ネットカフェ難民について考えてみた

思い出

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貧困女子とネットカフェ難民

普段、雑誌類はほとんど読まない僕ですが、なぜか「日刊SPA!」だけはちょくちょく読んでいます。きっとタイトルなどに釣られて読んでしまうのでしょう(笑) 

そんな日刊SPA!ですが、最近の記事で「貧困」に関するこんな記事がありました。

ここ最近はあまり聞かなくなった、「ネットカフェ難民」に関する記事。これは、その難民に陥ってしまった女性たちへのインタビュー記事です。

記事の内容を書くと、一人目の女性に関しては「なぜこのような生活になってしまったのか?」ということには触れられていませんでした。しかし、2人目の女性へのインタビューでは「以前の仕事が薄給激務で、続けられなくなってしまった」というようなことが書かれていました。

日雇い派遣があらゆる分野で解禁となった2004〜2007年頃に話題となった「ネットカフェ難民」ですが、約10年経過した現在でもなお 

・生活をしていくだけの給料を得ることができない

アパートを借りるだけの費用を捻出できない

ということが、ネットカフェ難民に陥ってしまう原因になっているようです。 

ネットカフェ難民だった過去

実は、僕も東京に出てきたばかりの頃に、一ヶ月だけネットカフェで生活をしていたことがありました。そこでも利用料金は、24時間で2400円。ちょうど1時間100円という料金設定でした。

部屋は1畳ぐらいの個室でしたが、フルフラットシートという床が硬めのソファのような材質になっている部屋だったので、シートでそのまま寝ることが可能でした。ちなみに泊まっていたのは、新大久保にあった「ネットルームマンボー」という施設。

そこには一人用の部屋(シングルルーム)、女性専用の部屋(レディスルーム)、カップルなど、複数人で使用できる部屋(デラックスルーム)などがありました。

ちなみに僕はシングルでしたが、僕らのような長期滞在者は一番上の階に行かされ、そこには当時の僕のように、長期に渡ってそこを利用している人が数多くいました。

また、マンボーにはシャワーやコインランドリーもあったので、身なりを整えることもできました。このおかげで仕事に必要な最低限の清潔感はキープすることができていたので、助かりました。

料金は、たしかシャワーが10分100円。そしてコインランドリーは200円で洗い〜脱水をしてくれて、乾燥機が10分100円で使えたと記憶しています。

このように、ネットカフェ生活というのは何をするにもお金がかかります。自炊はできませんし、上のシャワーや洗濯機のようにどれを使ってもお金がかかりますから。ちなみに、洗濯機は乾燥も含めて1回につき700円ぐらい使っていました。高ぇ…!

また、ネットルームにはドリンクバーがありません。なので、飲み物もその都度自動販売機から購入する必要があります。もちろん冷蔵庫もないので、僕が生活していた時期(6月〜7月)は、賞味期限が早い食材は買えませんでした。

2〜3日だけの生活ならまだネットカフェでも良いかもしれませんが、この生活を一ヶ月も二ヶ月も続けるとなると、結果的にアパートを借りて生活するよりも出費はかさむのは間違いありません。実際問題として、ネットカフェ生活が原因でアパートを借りるお金が捻出できない人もいますからね。そして初期費用が準備できないから、ネットカフェにいるしかない。という悪循環に皆陥ってしまうわけです。

そんなネットカフェ難民という実態が社会問題になった時に、そこからの脱出を支援する団体が全国各地で生まれました。有名なところだと、東京の「もやい」でしょうか。もやしじゃないですよ、もやいですよ。

もやいとは?

<もやい>は、アパートで新生活を始める人々の、暮らしの基盤づくりをお手伝いします。

経済的に貧しく、人とのつながりにおいても孤立している。このことが今、路上・公園・施設・病院など、広い意味での「ホームレス状況」に置かれている人々にとって、自立をさまたげる大きな要因となっています。

そしてその「人間関係の貧困」を象徴するのが、「アパートに入居したくても連帯保証人が見つからない」という問題であると言えます。

私たちは、アパート入居に際して連帯保証人を引き受ると共に、共通の課題を抱える当事者同士の交流を通じて、社会的な孤立状態の解消をめざします。そして、人間関係を新しく紡ぎながら、安心して地域社会での生活を築けるよう、専門家の協力も得ながら、「困ったときにはお互いさま」と言えるつながりを作っていきます。

「自立」とは、ひとりで生きることではなく、つながりの中で生きること・・・人生の再出発を迎える皆さんと一緒に、新生活の基盤づくりをお手伝いする。そして、誰もが排除されることなく、安心して暮らせる社会をつくっていく。それが私たちの活動指針であり、理念です。 

(公式HPより引用) 

こういう団体がもっと増えてくれれば良いなとは思う反面、こういうところに頼る人ってあまりいないのではないか?という懸念もあります。

日本人にありがちな話だと思いますが、こういった「支援」に頼るというのは「情けない」という風潮ってありますよね。僕自身、最初の会社を辞めるときによく「逃げるな」とか「根性がない」とか言われましたし。

関連記事:会社を辞めたい人に「他の人も苦労しているんだぞ」と言うのは逆効果

日本の場合、失敗というのはかなりの確率で「気合・根性で何とかしろ!甘えるな!」とか「自己責任だから自分で何とかしろ!」という風潮になってしまいます。戦前の軍国主義かよって話ですよね。

そういった「自己責任論」を押し付ける風潮が無くなれば、もやいのような団体からの支援を受ける人も増えて、最初の記事にあるようなネットカフェ難民の貧困女子が減ることにも繋がるんじゃないのではないでしょうか。

特に番組に出演した女性の方々には、一日も早く貧困から脱出し、人間らしい生活をしてほしいと思いました。

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