(この記事は2017年5月17日に更新しました)
みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。
最近、ネット上でこんなニュースをよく見かけます。
「上司に"了解です"と答えるのは失礼?」
という論争は昔からありますが、かつて僕が働いていたパチンコ店では、誰しもが堂々と上司相手に「了解です」と言っていました。
「上司に了解ですと言うのは失礼」
という常識は、何となくみんな知っているような雰囲はありました。
それでも結局、退社するまでの6年間、僕は毎日のように使っていました。
そして、それについて上司から咎められることということはありませんでした。
非常識な受け答えのはずなのに、何で怒られなかったんだろうな…?
と考えてみたところ、1つ思い当たる節がありました。
それが、
「インカム」
でした。
パチンコに行ったことがある人は分かると思いますが、店員がつけているイヤホンや無線機のようなもの。
あれが「インカム」です。
インカムを使えば、店内にいるスタッフと遠距離でも連絡が取ることが可能です。
店の規模が大きくなればなるほど、スタッフの人数が増えれば増えるほど、インカムを行き来する言葉の量は必然的に大きくなります。
しかし、あれは世間話をしているわけではありません。
仕事上必要な報連相や情報共有をするために使っています。
…たまにふざけた話もしますけどね(笑)
会話の中で、なるべく早く会話を終わらせないといけない場面が多々あります。
そんな時に「分かりました」や「かしこまりました」よりも素早く返事をする方法があります。それが、
「了解です」
と答えることです。
「了解です」が一番効率がよいというのをみんな知っていたので、僕がいたパチンコ店ではスタッフ全員が使っていたのでしょう。
これは記事の中にあったグラフです。
このグラフを見ると、「特にムカつかない」と答える人が9割以上でした。
僕らは日常的に使っていたからかもしれませんが、たしかに「腹が立つ」ということはとくに無かったかなと思います。
だからこそ、「了解です」が非常識な言葉だった。
ということに気がつかなかったのかもしれませんね。
マナー違反だと騒がれている「了解です」、おしなべて見れば、気にしている人は少ない模様。
ですが、人によっては不快に感じる人もいるようです。
マナーだからとりあえず守るのはなく、相手に応じて考えることこそ本当の意味でマナーを守ることなのかもしれないですね。
(本文より引用)
その通りですね。
了解しました!