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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

「奇跡のリンゴ」で有名な農家、木村秋則に学ぶ「パイオニア」の厳しさと素晴らしさ

その他

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みなさんこんにちは。
当ブログ運営者の、Yoshikiです。

◆目次◆

木村秋則「奇跡のリンゴ」

今回は、こちらの本を読みました。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/04/12
  • メディア: 文庫
  • 購入: 1人 クリック: 5回
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日本で初めて「無農薬・無肥料でのリンゴ栽培」に成功した、木村秋則さんの自伝です。

その木村さんは今や時の人となり、NHKの番組に取り上げられたり、

実際に木村さんをモデルとした映画も作られています。

「無農薬でのリンゴ栽培は不可能」が常識とされていた中での栽培成功なだけあって、今や有名人となっている木村さん。
ネットで販売しているリンゴは、販売開始から10分で売り切れになるそうです。

木村さんの壮絶な苦労

しかし、その成功までには、かなりの苦労がありました。
不可能に挑戦しているわけですから、当然「他人がやらないことをやる」わけです。

そうなるともちろん他人からは理解できず、やがて「頭がおかしい人」と噂されるようになりました。

おかげで、津軽弁で「家を潰す者」という意味の「カマドケシ」というアダ名で周囲から侮蔑される日々。
周りからは常に「やっても無駄だ」と言われる毎日でしたが、それでも諦めずに8年以上無農薬でのリンゴ栽培に取り組みました。

ここまでを読むと「鋼の精神力だ!」と思われそうですが、木村さんも人間です。
周囲から総スカンをくらって、心が折れないはずがない。

まるで結果が出なかった6年目の夏、家族へお詫びの意味も込めて、岩木山で首吊り自殺を図ります。
しかし、それは未遂に終わります。

それは、死の直前にたまたま見つけたどんぐりの木。
そのどんぐりは、りんごと見間違えるほどの大きさに育っていたそうです。

その時、木村さんはふと思いました。

「山の木は農薬も肥料も一切使っていないのに、なぜ元気に育つのか?」

その時、木村さんの中にある「直感」が生まれます。それは、

「リンゴ畑にも、自然と同じ状態を再現すれば良いのだ」

ということでした。

それから木村さんは、肥料を与える・草刈りをするなどの手入れを一切行わなくなりました。そして自然の状態に近づけるために、雑草は伸び放題にしました。

普通は「それではますますリンゴが育たない!」と思われそうですが、それが功を奏し、8年目の春に、見事リンゴの花が咲きました。
また、少数ではありますが収穫もできるようになりました。

そして現在は、たわわにリンゴを実らせています。

パイオニアという生き方

木村さんの人生は、正に「壮絶」の一言。
しかし凄いなと思うのが、周りにあれこれ言われながらも「自分の信念を貫いた」ところにあるでしょう。

それは決して誰にでも出来ることではありません。
人は基本的に現状維持を心地良く感じる生き物です。

会社で突然の制度変更などがあれば、賛成よりも反対する人の方が多いでしょう。
それも、現状維持を求める心理の1つです。

また、他人と違うことをしようとすると止められたり、批判されることの方が多いのではないでしょうか。
それも「前例がない」ということに対する恐怖心から来るものです。

だからこそ、パイオニアは貴重だと言えます。
今回紹介した本にも書いてありますが、

パイオニアは孤独だ。

何か新しいこと、人類にとって本当の意味で革新的なことを成し遂げた人は、昔からみんな孤独だった。

それは既成概念を打ち壊すということだから。

過去から積み重ねてきた世界観や価値観を愛する人々からすれば、パイオニアとは秩序の破壊者の別名でしかない。

ライト兄弟が飛行機を飛ばそうとしたとき、ヨーロッパのある学者は、飛行機なる人工の機械が空を飛べないことを"証明"するために論文まで書いたという話がある。

(中略)

人は変化を恐れる生き物なのだ。

ライト兄弟やガリレイが現代人にとっては偉人で尊敬の対象なのは、飛行機も地動説も現代では、もはや新しいものではないからだろう。

木村もまた同じ種類の、人が本能的に持つ恐怖感を相手にしていたわけだ。農薬万能主義のあの時代に農薬を使わずにリンゴを栽培しようとするなんて、ガリレイの時代に地球が太陽の周りを回っていると主張するのに匹敵する暴挙だったのだ。

彼が受けていた有形無形の圧力がすさまじいものだったことは想像に難くない。 

人は、自分が「分からないこと」に対する恐怖心を持っています。
お化け屋敷が怖いのは「お化けがどこに何がいるのか分からない」から、というのもそれに当てはまります。

しかし、その恐怖心を超えて誰も入ったことのない未知の領域へ挑戦した者のみが、パイオニアとしてリスペクトを受けたり、多大なる先行者利益を得られるのでしょう。

パイオニアとなるためには、様々な「障害」があります。

それは「産みの苦しみ」であったり「手探りの難しさ」であったり「周囲からの批判」であったり、色々あるでしょう。しかし、それらを超えることによって莫大なメリットがある。とぼくは確信しています。

ブログで飯を食えるようにする!といって活動している人々も、日本全国で見たらまだまだ「先行者」でしょう。
それゆえに、ネット上で「夢見てんじゃねえよ」というようなことを言われるのです。

仮にそういう事を言われても、気にせず行きましょう。
10年後には、どちらが正しかったかが分かるはずですから。

パイオニアを目指そう

最後に、ぼくが大好きなHIPHOPユニット「RHYMESTER」の「Still Changing」という曲を紹介したいと思います。

この曲の1:41~からの宇多丸氏のリリック(歌詞)に、

何かって言やあ「らしくない」「正しくない」と決めつけられてきた君と同じくらい

だが、結果どっちが正解?

今眺めている景色を見せてあげたい 

 というのがあります。
ここを聴く度に、泣きそうになります(笑)

自分もこう言えるようになりたいなと思います。
そのためにも、周囲の雑音には耳を貸さず、自分の進みたい方向に進んでいきます。

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