Yoshikiの日記

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パチンコ店のイカサマ(不正)と過去に起きた摘発事件の話


Pachinko

(この記事は2017年5月17日に更新しました)

みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。

今回は、パチンコ店員時代に幾度となくされた質問について記事を書いてみました。

それは何かというと、

「パチンコ屋ってやっぱりイカサマしてるの?」

という質問でした。

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◆目次◆

パチンコ店とイカサマ

パチンコ店でイカサマといえば、真っ先に話題に上るのが特定の台の当たり外れを意図的に操作する「遠隔操作」についてだと思います。

次に多いのは、主にパチスロの基盤を正規のものから不正なものに交換する「裏ロム」の話。この2つがよく話題にされます。どちらも幾度となく摘発されている店が出てきているので、みんな知っているのでしょう。

まあ、これらがなぜダメかというと「無承認変更」という、法に触れる行為だからです。パチンコやパチスロ台というのは、部品が破損しても店の判断で勝手に新品と交換するのは禁止なのです。法律違反になります。

※厳密に言うと「部品の交換」はOKですが、その部品交換した台を再度お店に並べる時には、必ず警察の検査を通して「店で稼働させていい」という承認をとる必要があります。

必ず「警察の検査」を通さないと、前述した無承認変更という「勝手に部品を交換して台を開放した」という法律違反の行為となり、営業停止もしくは営業許可の取り消しという、非常に重い処分が下されることになります。

このイカサマに関して、僕はいつも「やっぱりパチンコ屋ってイカサマしてるの?」という質問を受けてきました。僕は

「やっぱりってなんだよ…」

とずっと思っていましたが、過去には実際に摘発も起きていますし、パチンコ業界全体がそういうイメージを持たれているのは、しょうがないと思います。

建前はどうあれ、パチンコ店なんてのは「民間運営の賭博場」ですからね。

正直「パチンコ屋」と聞くと、いいイメージを持っていない人の方がはるかに多いと思います。実際、今から20~30年前の店員は

・前科持ち
・住所不定
・夜逃げしてきた夫婦

という人らばかりだったようですし。

そういえば、かつて僕が入社した会社では新卒で入社しようとして親に反対されていた同僚も実際にいましたね。業界外の人からすると、そういうイメージだという事です。

実際にあった摘発事件

で、肝心の「パチンコ店はイカサマをしているのか?」という話ですが、ぶっちゃけて暴露してしまえば、イカサマは、「今は」していないと思います。

ただし、過去にしていた会社はありました。そしてそれは、

僕がリアルに入社した会社

でも、実際に起こっていました。

これは本当の話ですが、僕が入社する数年前の話です。なので、リアルタイムでその事件に僕は関わっていませんでした。

全国的に有名な事件だったので、恐らく少し調べればすぐにたどり着く人もいるでしょう。(この記事は、当時の知り合いには読ませられないな…笑)

ちなみにその会社が行っていたのは、上で2番めに書いた

「パチスロ台に裏ロム基盤を取り付け、連チャン確率を不正に変更した」

という、パチスロ台への無承認変更でした。

その手口は、当時流行していたパチスロ機種に連チャン確率を変更した「メイン基盤」を取り付け、通常の基盤以上にハイリスク・ハイリターン化させていたというものでした。どの台でもそうですが、ボーナスや連チャン確率は主基板で管理されています。

ただし、この裏ロムって当時は全国どこのパチンコ店でも当たり前のように使用されていた基盤でした。しかも当時は、警察もその使用を「黙認」していた状態でした。

もちろん基盤を変更するのは違法なので、会社を擁護するつもりはありません。

しかし、当時は業界全体が「あの会社、なぜ摘発されてるの?」という空気だったそうです。警察が基盤変更について見て見ぬ振りをしていたのを、どのお店も把握して営業していましたから。

いやはや、これが風適法で営業している業界の怖いところですよ。警察のご機嫌次第で、今までOKだったことも急にNGになり、最悪この事例のように摘発されてしまいます。経営側からすれば「え、昨日までOKだったのになぜ?」となりますよね。

同じような事例だと、パチンコ店と同じような建前や法律で営業している「ソープランド」もそうですよね。

ソープランド業界でもたまにどこかの店が摘発されますが、これも店の宣伝をやりすぎたなど「警察に目をつけられた」お店がやられています。怖いですね…。

摘発された会社が行った対策

ちなみに摘発されたうちの会社がその後どうなったかと言うと、

・当時の社長をはじめとする経営陣の逮捕
・チェーン全店が営業停止
・その後まもなく、営業許可の取り消し

という、悲惨な処分が下されました。
もうボコボコです。警察を怒らせると大変ですね…。

その会社は当時20店舗ほどのチェーン店があり、多くの従業員を抱えていました。当然この人たちの生活も守らないといけないので、経営側は大変です。

そういった中、その会社が出した対策というのが

・別会社を立ち上げ、新社長を据える
・経営陣総入替え
・従業員は皆その別会社へ移籍
・チェーン店の屋号変更

という方法で、何とか難を逃れました。

ちなみに営業停止から営業を再開するまで、約一年間。周囲からは「早すぎるだろ!」という批判が多かったそうですが、警察としては「法に則っているので、容認せざるを得ない」という見解だったそうです。

まあ、営業取消というのは最も重い処分ですし、それをしたのにわずか一年で復活されたら、早いと思われるのも仕方ないとは僕も思います。

おわりに

この事件が起きた当時、僕は高校生で何も知りませんでした。この事件から数年後、いざ就職活動をしてその会社から内定を貰った時に、パチンコに詳しい友達から聞かされて、初めて知りました。

まあ、それでも「今は健全に経営してるなら、別にいいかな」ぐらいの気持ちでそのまま入社しましたけどね(笑)

新しい会社となってからは、再度警察に目をつけられないように法令遵守には特に気をつけていましたね。ただ、それでもグレーなことはいくつか行っていましたけど…。

また、摘発された騒動の話は、新しい会社の中では完全なる「タブー扱い」となっており、社内でその話をするのは完全に「ご法度」となっていました。

ただし、逮捕された当時の社長が会長として会社へ復帰した時に、会長自身が大暴露していましたけどね!(笑)

ということで、僕は「パチンコ屋ってやっぱりイカサマしてるの?」と聞かれた時には、

「昔やってて、実際に摘発された会社もあるみたいだね!!」

と返すようにしています(笑)

パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない

パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない

 

実は、この本の中にその摘発事件に関して数行のみですが触れられています。見つけた時は、本当にビックリしました…!(笑)

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