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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

パチンコホールと景品交換所は本当に全く関係がないのか?

パチンコ業界

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(※この記事は2016年11月20日に更新しました)

みなさんこんにちは。
当ブログ運営者で、元パチンコ店員のYoshikiです。

今回は、こちらの記事を読みました。

書いてあることは、「正に仰るとおり」という感じですね。

そしてこれを読んでいたら、かつてパチンコホールで働いていた時の事を色々思い出しました。

なので、今回はパチンコ店最大の「グレーゾーン」と言われる「パチンコ店と景品交換所の関係」について、僕の体験談を書こうと思います。

◆目次◆

パチンコホールと景品交換所

換金所とは、正式には「景品交換所」と言います。
まず、パチンコの「景品交換」の仕組みを説明します。

パチンコを打って大当たりを引くと玉が沢山出ます。
その出玉を、パチンコ店内で「特殊景品」というものと交換します。

ちなみに、特殊景品の形は地域によって異なります。
純金が入った平たいプレートが一般的ですが、ボールペンや文鎮の地域もあります。

そして、それをホールの近くにある(地域によってはホールに併設されている)「景品交換所」という場所へ持っていき、そこにいる交換所の人間に景品を渡して現金を受け取ります。

なぜ景品交換所があるのか?

ここまでが一連の流れですが、

「なぜこんな面倒な方法をするのか? 特殊景品ではなく、お店で現金を渡せばいいのでは?」

と、パチンコ業界について何も知らない人は思うでしょう。

しかし、店内で直接現金を渡してしまうと「賭博罪」となってしまいます。
なので、店とお客の間に別業者を挟むことで

「直接現金をやりとりしてないから、賭博じゃないよ!」

ということにしているのです。

別業者と書いたとおり、パチンコ店と景品交換所は「無関係」です。

無関係のはずなのですが、かつて僕が勤めていたパチンコ店では、それはあくまで「建前」や「法律上の関係」なだけで、実際はしっかり関係を持っているということが分かりました。

パチンコ店と景品交換所は「ズブズブ」

実際、僕が働いていた時にとても多かったのが、

景品交換所の身の回りをなぜかパチンコ店がお世話する

というものでした。
具体的に書くと、

・景品交換所の出勤シフト作成
・交換所内の清掃
・交換所内の設備(紙幣計数機等)がトラブルを起こした時の対応
・交換所のスタッフへのクレーム対応

こういったものを、なぜかパチンコホールの人間が対応していました。
関係ないはずなのに……。

逆に交換所の人間がホールの手伝いをすることもありました。それが、

ホール宛ての電話を交換所の人間が取り次ぐ

というものでした。

忙しい時間帯はパチンコ店の人間が全員ホールに出ていますから、事務所が無人になることもしばしば。

そんな時は、交換所の人が代わりに電話を取り、ホールに伝言をする。
そんなやりとりが、自然と行われていました。

…でもなぜでしょう?お互いに「関係ない」のでは?
と、当時の僕はいつも不思議に思っていました。

景品交換所の人間と仲がいい人

そして一番意味不明だったのが、

「気に入らないホールスタッフを、景品交換所の人間がチクる」

ということがありました。
しかもそのチクる相手が、なぜかホールの社長

そう、僕が勤めているパチンコホールの社長。経営者。代表取締役です。

交換所の人たち全員ではありませんが、なぜか社長のプライベート携帯番号を知っている人もいました。
そして気に食わないことがあると、社長へ電話をかけてクレームをつけていました。

なぜ交換所の人間がそんなことをするの?何の権利があって?
そして、社長もなぜそれに従うの?

何度も書くけど、関係ないのでは?

と、僕は思っていました。

実際、交換所の人とトラブルを起こしたことが原因で、降格や退職をさせられたホール側の人間もいました。
ホールのトップですら逆らえない、何かがあったのかもしれません…。

おかげで、力関係は完全に「景品交換所>ホールスタッフ」となっていました。

ホールスタッフになれば、誰しもが「お客さんに交換所の場所を聞かれても教えるなよ!店と交換所は別会社だからな!」と教育されます。

しかし、そんなものははっきり言ってキレイごとです。
「実際はズブズブやん……」と言いたくなる状態でした。

関係性は、地域によって異なる

以上は、とある関東地方で実際にあった体験談です。

東京では「TUCショップ」という会社が、換金業務のほぼ全てを仕切っているようです。

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都内のパチンコ店近くには必ずある、こんな黄色い看板。
見覚えのある人は多いのではないでしょうか。

僕は東京のパチンコ店では働いたことがありませんが、こっちは上で書いたような「癒着」のような状態ではないのではないか、と思います。

理由としては、お店と換金所の距離が結構あるから。
何かトラブルが起こる度にホールのスタッフがあそこまで行っていたら、はっきり言って仕事になりません。

最後に

まあ、ホールの人間が景品交換所に対して何かお世話をする。
ということ自体は、法的には何の問題もないのかもしれません。ただ、

「口では"別業者だ!"と言っているのに、あまりにも干渉しすぎじゃないか?」

と昔から思っていた気持ちを、今回は記事にしてみました。

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