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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

パチンコ店が釘をいじるのは「仕事」だが、客が釘をいじるのは「不正行為」である

パチンコ業界

Pachinko!

(※この記事は2016年12月3日に更新しました)

みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。

少し古い記事ですが、これを読みました。

記事の中でも小さく書かれていますが、

「なぜ今ごろ警察が口出し?」

というのは、本当にその通りだと思います。

僕が働いていた時代よりもだいぶ前になりますが、かつては「釘師」という職業もあったパチンコ業界。この「釘師」という単語も、一発変換で出てきました。
それだけ認知度がある言葉ということです。

ちなみに、現在は釘師という仕事はほぼありません。
人件費節約のために、どのパチンコ店も管理職に釘の調整方法を教えていますので。
また、釘調整をするための道具も入手できる時代ですし。

その釘調整については、警察は黙認し続けています。
それどころか、僕はパチンコ店で働いていた時代に

「あまり曲げすぎないようにしろよ?」

と警察から言われた事もありました。
それが、警察も釘調整を把握していた何よりの証拠です。

そんな釘調整ですが、これはやはり違法です。
そして僕がいたパチンコ店も、その「違法性」はきちんと認識していました。

その証拠に、釘調整は基本的に「開店前と閉店後」に行いますが、それが終わるまでは店の中は完全に外からは見えないようにされていました。

こういった「ロールカーテン」を使って、見えないようにしていました。 

ちなみにこの釘調整ですが、店が行うのはグレーゾーン(警察は黙認)ですが、客がやるのは「完全にアウト!」となります。

パチンコ台の仕組みについて書くと、ガラス部分には「検知センサー」がつけられています。そして台を開けた時に「◯番台の扉が開きました」と、事務所のコンピュータに通知が行くようにできています。

パチンコ店としては、パチンコ台という「自分の商品」が勝手にいじられていることになりますので、当然警察を呼びますよね?そして逮捕されてしまいます。

ちなみに、そういうパチンコ台に細工をする人のことを「ゴト師」と呼びます。
そういう人間というのは、店にとって「悪」なわけです。招かれざる客なのです。

もちろん、釘をいじること自体が違法になるので、本来は店側も触っちゃダメなはずです。はずなのですが、そこは「とある建前」を使って、無理やりOKと言わざるを得ない方向へ持っていきます。

そのパチンコ店が言う建前というのが、

「パチンコ玉とぶつかってずれた釘を、元の位置に戻すため」

というものです。
この建前によって、釘調整というのは暗黙の了解でスルーされているのです。

たしかに長期間稼動させているパチンコ台は、釘が折れることはよくあります。
しかし、それが「釘を曲げる理由」とするのは、無理があります。

なので、今回の「釘を曲げている台は撤去!」という警察庁からの号令がそのまま発動されてしまうと、恐らく全国すべての店のすべての台が撤去されるでしょう。

ちなみに僕がいた店に限って言えば、釘調整を全くしていなかった台は、1台たりともありませんでした。
パチンコ・パチスロ併せて1000台ほどありましたが、文字通り「すべて」のパチンコ台を釘調整していました。

しかし、全国すべてのパチンコ店から台を撤去するのは、はあまりにも現実的ではありません。いきなり街から全てのパチンコ店が

「パチンコ台を撤去するため、当分の間お休みします」

というのは、どう考えても現実的ではありません。
これが、警察がパチンコ店の釘調整を黙認している理由です。

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