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元パチンコ店員のおもひで

パチンコ店で働く、就職を目指す人の参考にしてほしいブログです

パチンコ・パチスロは「ギャンブル」から「暇つぶし」へ

パチンコ業界

(※この記事は2016年11月28日に更新しました)

みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。

「ギャンブル」と「暇つぶし」

今回は、この記事を読みました。

記事の舞台になっているのは、宮城県石巻市。
震災で甚大な被害を受けた地域ですね。

ここでは、震災直後からパチンコ・パチスロが大盛況になっています。
その影響で、現在はなんと朝7時に開店するお店も出ているほどだそうです。

ちなみに、僕が働いていた新潟県と福島県のパチンコ店は、朝9時から開店していました。それに対して、東京都や大阪府は10時からの開店しか認められていません。

僕は9時開店でも十分早いと思っていましたが、世の中には朝7時なんて時間に開店する店があるんですね。それは早すぎじゃないか…?

しかし、よくよく記事を読んでみると、この朝7時に開店する店は港町。
たしかに漁師というのは朝が早いですし、漁がない日はヒマですよね。

朝7時からの開店でも、十分繁盛するのかもしれません。

かつて僕が生活していた、福島県いわき市にも「小名浜」という港町があります。
そこのパチンコ店も漁師が、パチンコ店のお客としてよく来ていました。

ちなみに、その街には港のすぐそばに風俗店もあり、そこも漁師が主な顧客だったと聞きました。
漁師の多い町は、パチンコ店や風俗店などの、「お金がかかるお店」が繁盛するのかもしれません。

僕も元パチンコ店員で、震災の時には石巻市と同様に津波の被害を受けた、いわき市内のパチンコ店で働いていました。
たしかにそこでも、震災後はいわゆる「パチンコフィーバー」が起きていました。

被災した人ってみんな暇だし、特にいわき市は原発絡みで賠償金をガッツリ貰っている人や、逆に原発へ作業員を送り込むことで利益を得ている人がたくさんいました。

なので、他の地域と比べても可処分所得は多く、その多くがパチンコ店へ吸い込まれていきました。
当時は…ごちそうさまでした!(笑)

で、石巻市では現在もそのパチンコフィーバーぶりは衰えていないようですが、ひとつ変わった事があります。

それが、

お客さんの多くが、1円パチンコなどの「低玉貸しコーナー」に流れている

ということです。

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パチンコというのは、今まで1玉4円でお客に貸し出し、パチスロはメダル1枚20円で貸すのが主流でした。

しかし、10年ほど前から「低貸し」という1玉1〜2円で貸したり、メダル1枚5〜10円で貸す営業が人気を博し、今やそっちを求めてお客さんが殺到する現象が起きているそうです。

たしかに、その兆しは僕が働いていた時期(2007〜2013年)にすでにありました。
今はパチンコにギャンブル性を求めるユーザーよりも、暇つぶしを求めるユーザーの方が多くなっています。

それにしても、冒頭の記事を読むと「1円パチスロ」があるというから驚きです。

前述のとおり、従来はメダル1枚20円なんです。
それを1枚1円にするということは、20分の1の金額で遊べるということ。
3000円ぐらい持っていけば、一日遊べてしまうぐらいです。

果たして、店はどのぐらいの利益になっているのだろうか…?

ちなみに僕が働いていた店は、低貸しパチンコが0.5円、1円、2円まであり、低貸しパチスロが5円でした。
なぜかパチスロは、低貸しのバリエーションが少なかったですね。

そして競合店では、パチンコは同じような金額で貸していましたが、パチスロにだけ「2円パチスロ」というのがありました。
メダル1枚2円なので、従来の10分の1ですね。

記事にあった1円パチスロよりは高い金額ですが、それでもこっちも4000〜5000円ぐらい持っていけば、一日遊べてしまうでしょう。

震災から5年が経過し、さすがに被災関連の補助金も無くなってきました。
今までの「パチンコバブル」は、そろそろ終わるはず。

だからこそ、ユーザーも低貸しを打って少しでも消費を抑えているのかもしれません。

また、パチンコ業界自体の規制や締めつけもどんどん強くなっていく一方です。
締め付けが強くなっていくことはあれど、これを緩くすることはほぼ無いでしょう。

なぜなら、世間がそれを許しませんからね。

規制が強化される一方で、利益率の低い「低貸しパチンコやパチスロ」へ流れていくユーザーたち。
この現状を見ていると、パチンコ業界は今後ますます市場規模が下がっていくんだろうなあ…と思いました。

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