読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

燃エルゴミ

全部燃えて灰になってしまえ

パチンコ店などの接客業では「新人研修で絶叫させる」のが当たり前?


f:id:ysk_wtnb:20161207060903j:plain

(※この記事は2016年12月7日に更新しました)

みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。

僕はいままで二回ほど、接客業の会社に正社員として入社しました。
ちなみに、一回目が当ブログのテーマにしている「パチンコ店」で、二回目が「携帯販売の代理店」でした。

今回は、その両方で経験した「新人研修」について書いてみました。

◆目次◆

接客業の新人研修

①パチンコ店の場合

僕はそれまで仕事というと、コンビニのアルバイトをした程度でした(学生だったからだけど)なので、「パチンコ店に就職する」ということがどういうものなのか、イマイチ理解していませんでした。

その会社は毎年、県内の山奥にある某リゾートホテルにて新人研修を行っていました。

座学研修が主で肉体を酷使するような過酷な研修はほとんどありませんでしたが、研修の最終日に行われたものが、とても大変でした。

それが、「絶叫挨拶」でした。

内容は、ホテルの中にある体育館ほどの広さのホールにて、接客時に使う挨拶(いらっしゃいませ、ありがとうございました等)を文字通り「大絶叫」するというもの。

しかも審査員(本社の偉い人)が5人ほどいて、全員が合格を出すまで終わらない。というものでした。

新人研修ということもあり、審査員は全員厳しめ。
三回目ぐらいまでは、誰も合格を出しません。

当然、人間の喉なんて絶叫を繰り返しても耐えられるほど頑丈にはできていません。
三回目の絶叫挨拶を終えるころには、全員の喉がガラガラになっていました。

もちろん女性社員も。

6~7回ほど絶叫挨拶を繰り返して、ようやく合格。
しかし、翌日は喉が痛くて痛くて、正常な声の人は誰もいませんでした…。

②携帯販売会社の場合

パチンコ店に入社してから6年後。
退職していた僕は、東京に本社がある某携帯販売会社の代理店に入社しました。

ここは、某大手通信会社であるY社(当時E社)の代理店であり、業務内容は

「E社の扱う商材を、家電量販店などで販売する」

というものでした。

ここでも、入社して一番最初に新人研修がありました。
連れていかれたのは、富士山のふもとにある某保養所。
周囲にあるのは、キャンプ場とゴルフ場のみ。そんな場所でした。

ここでの新人研修でも、最終日に「絶叫研修」がありました。

ただし、パチンコ店と異なったのは、ここで絶叫したのは挨拶ではなく、その会社が掲げる「社訓」でした。

ただし、その内容は

「契約とれるまで帰ってくるな!我ら火の玉特攻隊!!」

という感じで、まるで軍隊のような社訓でした…!(笑)

そしてそれを、超早口でまくしたてながらの絶叫。
大声でなければNG、早口で噛んでもNGという、パチンコ店時代を超える厳しさ。

軍隊営業系の会社だったので、上司もいかつい人ばかり。
合格が貰えないと、

「テメーらやる気あんのかオラァ!!」

と恫喝してくる。
そんな、とてもつらい新人研修でした。

結局、ここでは6回ほど絶叫社訓を唱和し、ようやく合格をもらえました。

僕はパチンコ店時代に似たような研修の経験をしたので、合格を貰っても冷静でした。
しかし、中には合格を言われた瞬間に嬉しさで号泣する人も…。

ちなみにパチンコ店時代の研修にも、合格後に嬉し泣きしている人は多くいました。

数年前、「餃子の王将」での新入社員研修が「スパルタすぎる」と話題になりました。動画は削除されたようですが、合格を言い渡された途端に号泣する人も多数いました。

打たれたムチが痛ければ痛いほど、その後に貰うアメに感動して泣いてしまうのだと思います。

僕が受けた研修でも、泣いているのは女性社員が多かったですね。
きっと、「厳しく叱られる」という経験が少ない人が多いのでしょう。

こういうのって、ほとんど「洗脳」ですよね…。

絶叫研修はやめなさい

以上、僕が経験した2社の「絶叫研修」について書いてみました。

接客では「大きな声で挨拶」をするのが大切だと言われています。
しかし、僕は研修で絶叫をさせてまで、大きな挨拶を徹底させる必要はないのではないか?と思います。

声がそんなに大きくなくても、丁寧な接客がいいという人もたくさんいますし。

そしてこれはよくないと思っているのが、大きな声が出ていないことに対して「恫喝をする」ということ。これはやめた方がいいと思います。

なぜなら、恫喝されながら育った新入社員は

「部下教育とは恫喝するものだ」

と思ってしまうからです。すると、その部下はさらに部下に対しても恫喝をする。
そういった「負のスパイラル」ができてしまいます。

特に2社目の携帯販売、ここは辛かったですね。
「この会社は恫喝する人間しかいないのか?」と思いました…(笑)

なので、こういった「激怒や恫喝によって新人を社畜にする」ような研修は、もうやめた方がいいと思うんですよね。なにより古いですし。

「気合と根性で働くのは昭和で終わった」と、研修担当は認識しましょう。

スポンサーリンク