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燃エルゴミ

全部燃えて灰になってしまえ

4円パチンコ未導入!ホール業界の「冬の時代」が終わらない


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かつて僕が正社員として勤務していたパチンコチェーン。そこが新しい店舗を昨年秋にオープンさせていた。

コーナーのラインナップを確認したところ、

・2円パチンコ
・1円パチンコ
・0.5円パチンコ
・20円スロット
・5円スロット
・2円スロット

というような構成になっているようだった。

驚いたのは、この中に「4円パチンコ(1玉4円)」のコーナーが無かったこと。では低貸しパチンコ専門店なのか?と思いきや、20円スロットはあるので低貸し専門ではなさそう。

ということは、4円パチンコを入れてもたいした利益は生まないと判断し、導入されなかったのだろう。今まで、パチンコといえば1玉4円だった。スロットは20円だった。ほんの10年前までは、それが普通だった。

「1円パチンコなんか打ったって、ちっともワクワクしねーんだよ!!」とお客はみんな言っていた。ほんの10年前までは。少なくとも僕が店員だった時代はそうだった。

しかし、過去から続く借金問題や依存症問題が社会問題となり、業界は金銭消費型よりも時間消費型で楽しめる1円パチンコを導入・推進。みんなお金が無いからなのか、大ヒットとなった。

いまや1円パチンコが無い店が無いほどの人気ぶりだが、ご存知のとおり1円パチンコは4円パチンコよりも利益が少ない。単純にお客さんの使う金が4分の1だから。

それでも、業界は1円パチンコを推し進めないわけにはいかない。健全な業界であることをアッピールするためと、もはや1円パチンコがない店にお客は来ないから。

これでは店ごとの差別化が難しいので、今はどのパチンコ店も漫画コーナーを設置したり、無料Wi-Fiを飛ばしたり、有名ライターを呼んで集客を増やそうとしている。

今やパチンコ台も320分の1以上のスペックのものは出せなくなったし、4円や20円などの高レートコーナーはみんなお金が無いから打たない。純粋に台の魅力だけではお客を呼べず、前述したパチンコと直接関係ない部分を強化して集客を図っているお店が目立つ。

いやはや、これはスロットが4号機から5号機になった2007年ごろ以上に、パチンコ業界は長期的な「冬の時代」なのではないか?と思える。

まあ、そんな状況でも新しい店をオープンできている僕の古巣は、それだけ経営が上手なのかもしれないけど……。退職は失敗だったのか?(笑)

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一度強化された規制が緩むとは到底考えにくいから、どんどんパチンコ業界は苦しくなっていくだろう。カジノ法案も控えているし、パチンコからカジノへ移行する企業も珍しくなくなっていくのではないか?

と思った。

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