30代メンヘラ無職のブログ

主に生活保護と七原くん(配信者)について書いています

今さらながら、phaさん出演の「ザ・ノンフィクション」にハマる

作年に放送された、phaさんとその周辺の人々が登場した「ザ・ノンフィクション」という番組。

当時の回がテレビで放送されたばかりの頃はYouTubeでも視聴できていたのだが、最近は削除されてしまったようだった。またこれを観たくて探していたところ、ニコニコ動画にあったので最近では毎日のようにリピートをし、さながら作業用BGMのようにかけ続けているぐらいには好んで視聴している。

「phaさん」という人物については今さらはてなブログ内で語るまでもないほどの有名人だとは思うが、

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

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こういった「ニートなりの生き方」を提唱した本とか、

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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作年末にこういう「知」に関する本を出していたり、

ツイッターで頻繁にこんなつぶやきをしている人である。

ちなみに、新刊はKindle版が出るのが春頃になりそうだという事だったので、先日書店で購入した。最近は電子書籍の便利さに惹かれてAmazonでばかり本を買っていたので、紙の本を買うのは久しぶりだった。 

phaさんやphaさんが作ったギークハウスというシェアハウスには、よく言えば個性的というか自由を求めている人、悪く言えば仕事を満足に続けられない社会不適合者な人々が集まっている。映像の中では、phaさん以外の住人たちに「なぜ働けないのか?」について質問をしている。それに対する住人の方々の回答はこうだった。

①似非原さん(フリーランスプログラマー):適応障害などを発病して会社を休職した経験があるなど、精神的に不安定なことがよくある。また、仕事の「手の抜きどころ」というのがイマイチ分からず、やりすぎるかやらなすぎるの両極端になってしまう。

ということだった。僕も「手の抜きどころ」というのがよく分からないタチの人間で、仕事でよく言われる「優先順位をつけろ!」についても、何を基準してつければいいのか?というのがよく分からず、周りから見たら優先順位が低い仕事をせっせと気合入れてやってたりして、それについて怒られて「なんで!?」という感じで戸惑ったりすることがよかあった。きっと、似非原さんのようなタイプが、世間で言われる「空気が読めない人」になってしまうのだろう。

②橋本さん(ネット系企業勤務):うつ病で会社を辞めて入院した経験が一度ある。その後強制送還(強制的に退院させられた?)されて実家に戻ったが、親と合わずに逃げてきて、ギークハウスに住んでいる。

自分はきっとうつ病ではなくて、単に人の好き嫌いが激しいだけ。あまり自分の納得できないままに仕事をさせられて、自分の時間がなくなるのが辛いだけ。また、自分は単純に打たれ弱いので、50〜60代の人間にギャーギャー言われると心が沈んでしまう。

僕自身、この橋本さんの状態が一番近い感じだな。と視聴していて思った。僕もうつ病とPTSDの可能性が高いと診断されていて、現在は薬を飲んだりカウンセリングを受けたりといった治療を行っている。約半年ほど薬を飲み続け、だいぶラクになったからそろそろいけるかなー?と思って仕事を再開したが、結局はダメだった。

きっと薬を飲み続けていればよくなるとかそういう類のものではなく、今のブログを書いてお小遣いを稼いでいる生活を続ける。というスタンスを崩したくないだけではないのか?と最近は自問自答している。薬を飲んでたしかにラクになった部分は大いにあったが、ではこのまま2年も3年も飲み続けていれば、それだけで寛解するのか?と聞かれると、それもまた違うような気もしている。

だから僕も橋本さんと同じように「自分のイヤなことはイヤだ」と強く思ってしまい、それを強く阻害されると心が沈んでしまう性格なのではないか?と思っている。

③豊井さん(無職の絵描き):自分は別に働きたくないわけではないが、気分の波がすごく激しいので、仮に働いてもすぐにダメになってしまったら結局続かないので、今は無職の状態で自分のできることをやっている。

この豊井さんが言っている部分もすごく共感ができる。というか、自分の場合は何か自分の身にトラブルが降りかかるまではいつも順調に仕事を続けられるんだけど、何かしらのトラブル(ほとんどが人間関係)にぶち当たってしまうと、心がひどく沈んでそこから逃げ出してしまう。という生活をずっと4年ぐらい送ってきた。

豊井さんもきっと僕がこれまで渡ってきた精神状態と同じような感じで、すぐ辞めてしまってはしょうがないと思って自分にできること(彼の場合はドット絵)をしているのだろう。僕も「自分にできること」の一環として、このブログを更新している。

というか、豊井さんが作成しているドット絵はかなり上手で惹きつけられる。自分はドット絵のことはよく知らないが、そちらの世界だとかなりの有名人であるのも頷けるほど上手なのは分かる。

また、これら3人とは別シーンでのインタビューになるが、

④小林銅蟲さん(漫画家):無職は長いというか、たまに思い出したようにアルバイトをするがすぐに辞めてしまう。働いていた期間を全て足しても1年いかないぐらい。自分が仕事を続けられない理由ははっきりしていて、怒られるのが凄く嫌い。怒られると怒ってきた人そのものを嫌いになってしまう。

僕はこれも当てはまるなあと、聞いていて強く思った。もう10年位上前になるが、自分が一番始めに就いた仕事は新卒入社の正社員だった。そこで1年めに自分についくれた上司から、「怒られるのは期待されている証拠だ」というような事を言われたこともあり、そこから当分は怒られてもポジティブに考えられる時期というのもあった。

しかし、もちろん世の中そんなに良い人ばかりではない。色々な会社で様々な人と交わっていくうちに、ただのストレス解消で怒ってくるような人間も山ほどいることに気づく。そこから徐々にポジティブな思考はできなくなり、今はこの銅蟲さんと同じような思考でいることの方が多くなっている。

というか、怒られて嫌いになるというよりは、怒られても相手の意見をスルーする。といった感じだろうか。しかし、スルーしながらも心の中ではダメージを受け、それがストレスになり、徐々に精神を蝕んでいく……。というような状態に苛まれ、結果的に会社をバックレてしまう。というような状態が長く続いているのが現状だ。

ちなみにこの小林銅蟲さんは前述のとおり漫画家をナリワイとしているが、 

このような料理に関するブログが人気を博している。

めしにしましょう(1) (イブニングコミックス)

めしにしましょう(1) (イブニングコミックス)

 

とは言いつつ漫画家としても自立ができたようで、2016年からこちらの「めしにしましょう」という賄い飯に関する漫画を連載している。なかなか面白く、僕はKindle版を購読している。まだ読んだことがない方はぜひ読んでみるのをオススメする。

この回の「ザ・ノンフィクション」は、ツイッターを中心に評価は主にボロクソだったようだ。やはり「働かざる者食うべからず」という精神性を持つ者が、日本人には多いのだろう。ツイッターで少し調べれば、クソ社畜の皆様の高尚なコメント(笑)をたくさん拝見することができる。

しかし僕は、こうしたいわゆる「社会不適合者」たちが集っているギークハウスというコミュニティを羨ましいとさえ思っている。現在僕は一人暮らしだし、生活保護を受けていて昼間は寝ているし、夜はネットをボケーッとしながら観ていたり、こうしてブログを書いたりしている。週に2回ほど「カフェ潮の路」という、元路上生活者やそれを支援している人々が集まるカフェがあり、それには出来る限り行くようにしている。ただし、基本的にはいつも一人だ。

人数が多くてザワザワしているのも嫌だが、やはり一人だと寂しい時間は多い。お金もあまりないので飲みに出かけるとかもできないし、最近はせっかく再開した仕事がダメだったショックもあるのか、あまりアクティブに活動したいという気力も出てこない。

そういう自分も前述した「社会不適合者」だと思うのだが、ギークハウスはそういう人間でも、いやそういう人間であればあるほど受け入れられるような感じがして、いいなと思う。他にはギークハウスの住人たちが醸し出す「ゆるい」感じもいいと思う。どこかのブログで「常に徹夜明けのテンション」と例えられていたが、そういう雰囲気を好む人も多いのではないかと思うし、僕もその一人だ。また行ったことないけど。

最近はお年寄りや社会的弱者の「孤立死」が社会問題化しているが、ギークハウスの住人たちも、もしかしてギークハウスに辿り着かなかったらそうなっていた可能性も否めない。かつてphaさんが著書やブログに書いていた「集まっていると死ににくい」という言葉が体現されたのがギークハウスであり、今は社会的弱者となってしまった僕自身、ギークハウスのような「弱者が集まるコミュニティ」は非常にセーフティーネットとしても重要な役割を果たしているのではないかと思う。

そうした小難しい話は抜きにしても、深夜の眠れない時間帯にこの映像をリピート状態にして垂れ流しているだけで、何だか気持ちがラクになっていくような感覚がある。ここまでダラダラと堅苦しいことを書いてきたが、今になって今回紹介した動画にハマってヘビロテを繰り返しているのは、それが最も大きな理由だったりする(笑)。

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