30代メンヘラ無職のブログ

主に生活保護と七原くん(配信者)について書いています

「1日8時間、週5日働かない人間はクソ」と言っていたクソ上司の話

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僕は派遣社員としての経験も長いが、かつては都内の派遣会社で派遣する側、いわゆる「内勤スタッフ」としての仕事をした経験がある。

例えばこの記事なんかは、その内勤スタッフをしていた頃に書いたものだ。その時の雇用形態は正社員ではなくアルバイトだったが、そこはとにかく忙しく、アルバイトだろうと正社員だろうとほぼ同じ仕事をさせられていた。

僕が配属された部署は東京、千葉、埼玉内の案件を自社に登録している人へ紹介していく仕事だったが、そこの支店長がとにかくイヤな奴というかクソみたいな奴だった。何がイヤだって、「1日8時間、週5日働かない人間はクソだ!」が口癖だったからだ。

派遣会社には日々、様々な案件が入ってくる。当然、週5日8時間勤務をする、いわゆる「フルタイム労働」の仕事もあったが、例えば週3日の6時間勤務でもいいですよという現場もあった。しかし、そいつはとにかく「週5日8時間のところに何としてでも流せ!」と僕らに命令していた。

……まあ、その支店長の場合は「なぜ週5日8時間にこだわるのか?」という部分に己の信念などはなく、ただ単にその方がより多くの利益が入るからだったが……よく飼いならされた社畜というのは、正にコイツのような人間のためにある言葉だな。と思っていたが、実際にそういう支店長の方針についていけない人が多いゆえにスタッフの入れ替わりが激しく、それが前述した職場の忙しさに繋がっていっていた。

僕は「アホかコイツは?派遣労働者など非正規雇用のメリットというのは、自分である程度の時間や日数を決められるところにあるのではないのか?」と思っていたので、無視して求職者の希望に沿った案件、それこそ短時間勤務を希望する人にはそういった案件をお勧めしていった。そのせいで支店長と対立することもよくあったが、前述のとおり人手不足だったので、クビになることはなかった。居心地は悪かったけど。

そういえば、僕とほぼ同時期にアルバイトとして入った爽やかなイケメン顔のAくんという人間がいた。Aくんはまだ25歳ぐらいと若く、不動産会社に勤める予定があり、その前段階としてその派遣会社の内勤スタッフをしていた。

爽やかでイケメンだったので第一印象はとても良かったが、彼はそれ以上に支店長から気に入られていた。なぜなら、支店長以上に週5日8時間の案件を求職者にゴリ押しするのが得意だったからである。

どんな言葉で口説き落としていたのかは見ていないので分からないが、とにかくフルタイム労働の案件をバンバン成約させ、労働者を現場へ送り込んでいた。それゆえに支店長からの信頼も厚かったが、実はそこには裏があった。

彼は、どんな仕事でも「簡単」とか「誰にでもできる」とか「職場の雰囲気もいい」とか言いまくり、案件を成約に持っていっていた。実際に簡単でなくても、難易度が高い仕事でも、職場の雰囲気が悪くても、である。

それのせいで、後日そのAくんに関するクレームが僕ら他のスタッフに回ってくることもしょっちゅうあった。しかし、Aくんは何食わぬ顔である。なぜなら、支店長が「仕事させてもらえるだけ、ありがたいと思えよ!」という具合に擁護しまくっていたからである。

結局、その雰囲気がイヤで僕と僕より少し先輩だった女性スタッフは同時期に辞め、僕はその女性スタッフと会社の愚痴を語り合うためによく飲みに行っていた。僕はその後、一時的に新潟県に行くことになり、その女性スタッフとは疎遠になってしまったのだが、結局いまこうして東京に戻ってきているのだから、あの時に口説いておけばよかったな……と少し後悔している。

結局Aくんは僕が辞めた2ヶ月後ぐらいに、元々希望していた不動産会社へ転職していったと聞いた。まあ、あのゴリ押しっぷりがあれば不動産会社でも上手くやっていけるのではないだろうか?知らんけど。ただ僕自身は、働く側としても自分がお客さんとしての側になっても、ゴリ押しでの営業や接客というのは大嫌いなので、不動産屋に限らずそういうお店には行かなくなるが。

僕自身、長いこと派遣社員生活をしてきて、派遣会社にもたくさん登録してきた。やはり人が変われば会社も変わるのか、定期的に電話をかけてくる派遣会社もあれば、毎日のようにメールで仕事の案内をしてくる派遣会社もある。逆に、全く連絡をよこしてこない殿様営業の会社もある。

まさに様々な派遣会社があるわけだが、1つ思うのは、電話やメールでの営業が多い派遣会社ほど、時給が安めだったり、仕事が工場労働のようなあまりやり手がいないような仕事だったりする可能性が高いということだ。

まあ、100%そうだとは言い切れないが、やはり向こうからのアクションが多ければ多いほど、何かしらの「先方の事情」があるからこそそうしている。そう考えるのが自然だろう。つまり派遣の仕事に限らず、あまりにも相手がゴリ押ししてくるようなものというのは、逆にロクなものではなく、疑ってかかった方が良いという事だろう。多分。

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