二分の一成人式
昨日の夜、ツイッターでこんなつぶやきを見つけた。
「今日、私、先生に『声が小さいから不合格』って言われた、、、。もうこんなの言いたくないよ。普通にお勉強がしたいよ。」
— ゆきまろ(仮) (@yukimaroman000) 2018年1月25日
って学校から帰ってきた娘が言ってるんだけど、そんな1/2成人式なんか辞めちまえ!って思ってる。 pic.twitter.com/cmYd0mjR4g
何やら最近の小学校で流行っているらしき、「二分の一成人式」という10歳になった小学生を対象に行われる行事らしい。
1/2成人式
— hashitom4work (@hashitom4work) 2018年1月29日
1980年頃、兵庫県西宮市の佐藤修一教諭が4年生の担任に際して、高学年への門出としての「背筋を伸ばして参加するようなイベント」として考案。
今や社畜教育の始まりと思しき悪習に変容した模様。
ちなみに他のアカウントのつぶやきを読む限りだと、二分の一成人式そのものは1980年代にはすでにあったとか。僕が小学生だった頃(1990年代後半)では、一切そんな話は聞かなかったけどなぁ……。
「二分の一成人式」って必要?(笑)
というか、こういうやる意義をそもそも感じない行事を考案するのは勝手にすればいいが、生徒に強制させたって何の意味もないだろう。と思うのだが。
別に入学式でも卒業式でも二十歳になった時の成人式でもいいが、そういうのは行事そのものが重要なのではなくて、そこに込められた気持ちが大事なのではないのか。
学校が生徒に強制的によく理解できないままにやらせ、指示通りに上手く出来なければ叱るなんて……本末転倒の極みだとしか思えないのだが。お勉強のできる先生方がたくさんいるはずなのに、なんで学校ってそんなにアホな事ばかりするの……?
本当は二十歳の成人式もいらない
ていうか、二十歳になった時に行う成人式だってもういらないでしょ。僕は一応行ったけど、あんなの式典自体はどうでもよくて、その後の同窓会的な飲み会がみんなのメインだったんじゃないの? 少なくとも僕はそうだったけど。
しかも今なんて、ただの馬鹿がどうやって暴れるかだけが取り上げられる、本当に無価値な式になってしまっているし。もういっその事、二分の一成人式をメイン成人式にして、二十歳の成人式やらなくすればいいのにね。十歳ならまだ暴れる度胸も腕力もないだろうから、警察を派遣する必要もないし。
ていうか「学校」も必要ない(笑)
そもそも、僕は「学校」なんて存在自体をオワコンにしてしまえばいいと思っている。インターネットが発達した現代、ただ勉強するだけならどこででもできる。友達だって、塾やどこかで知り合って後はSNSを使って繋がればいいと思うし。
学校なんて元々軍人を養成する機関だったわけで、だからこそみんな同じ制服を着させたり、同じ時間に同じ行動をすることを良しとしているのだろう。今は軍人養成所からサラリーマン養成所になっているようだが、はっきり言って時代遅れもいいところだ。
そしてなぜか、自分の意志とは関係なく勝手に決められてしまうクラス。そこにいる生徒間でいじめが起きても、なぜか「逃げるな!」とか「頑張れ!」とだけ言われ、決して変更は許されない。もしも許されるとしたら保健室登校などという、なぜか被害者の方が不遇な目に遭わされる。
合わない環境からは逃げるが勝ちなのに、逃げたら「怠け者」のレッテルを貼られる。これもまた、「逃げる奴は軍人として相応しくない」という意識が教育する側の根底にあるからなのだろう。つくづく終わってるよなぁ……としか思えない。
自分の子どもには参加させたくない
まあ、確率は限りなくゼロに近いのだが……もし僕が親になったら。二分の一成人式なんていう、意味不明な行事というか儀式には「行かなくていい」と言うだろうし、自分の子どもがいじめにでも遭おうもんなら直ちに学校に怒鳴り込むし、子供には登校させないようにするだろう。
今なんて別に、どうしても「サラリーマンじゃないと食えない!」という時代でもないだろうしね。ホリエモンこと堀江貴文さんもよく言っているけど、これからは「協調性は無意味になっていく」時代なんですよ。二分の一成人式とか、始まる前からオワコンにしてもらっていいです、ハイ。

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自分が10歳の時にこんな行事があったら、「何が"10才のありがとう"だ。勝手に押し付けんなカス!」って思っていただろうなぁ……。