パチンコ店と景品交換所は無関係?元社員が答えます!


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みなさんこんにちは。

「パチンコホールになんざ、もう二度と就職しねぇ!!」

と強く思っている、かつて地方のパチンコ店で正社員をしていたYoshikiと申します。

biz-journal.jp

先日、上のような記事が発表されていました。

「まず菅官房長官は『パチンコはいま全部で23兆円(市場規模)ですよ』『どこでもすぐ近くにお店はある』と、パチンコが依存しやすい環境であることを指摘。

そしてその対策として『ギャンブル性のない様な形にする』と述べたんですよ。この発言にネット上では『景品交換が禁止になるの?』『パチンコ業界、顔面蒼白だなこりゃ......』とパチンコ消滅を危惧する声が多く上がっていますね」

自民党の菅官房長官が発言したのは上の部分で、つまりは「依存症対策としてパチンコをギャンブル性のないものにする」というものでした。

パチンコとは、あくまで建前上は「遊技」であり、ギャンブルではない。出玉を店内でお金に換えることはできない=ギャンブルではないんだ!!

というのが、ホールを経営する側としての主張となっています。

しかし、それについて考えた時に誰しもが違和感を覚えるのが「景品交換所(いわゆる換金所)」の存在ではないでしょうか?

「店側の言うとおり、たしかに店内で換金はできないけど、どこのパチンコ店でも店のすぐ近くに景品交換所があるし、実際にそこで換金できているじゃないか!」

と思っているパチンコユーザーの方も多いと思います。

はっきり言いましょうお客様。そういった違和感を覚えるのはですね……

まったくもって正しい!

と、僕は元業界人として強く思っております(笑)。

 

さてそんな今回は、ホール業界最大の"グレーゾーン"とでも言うべき

 

パチンコ店と景品交換所の関係性

 

について、元正社員だった僕の体験談を書いてみようと思います。

 

正直に言いますが、これからこの記事に書いていく内容は「限りなくノンフィクションに近い」ものです。ただし信じるか信じないかは……当然読んでいるあなた次第です。

そこらへんを踏まえた上で、お読みいただければ幸いです(笑)。

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◆目次◆

パチンコホールと景品交換所

換金所とは、正式には「景品交換所」と言います。

まずパチンコについて何も知らない方のために、パチンコの「景品交換」の仕組みを説明します。

パチンコやパチスロを打って大当たりを引くと、玉やメダルが沢山出できます。その出た玉を、パチンコ店内(カウンター)にて「特殊景品」というものと交換します。

ちなみに特殊景品の形は、地域によって異なります。純金が入った板のようなものが一般的と言われていますが、ボールペンや文鎮を使う地域もあるようです。

そして、それをホールの近くにある(地域によってはホールのすぐ横に併設されている)「景品交換所」という場所へ持っていき、その中にいる人(大抵は中年のおじさんやおばさん)に景品を渡し、引き換えとして現金を渡されます。

なぜ景品交換所なんてものがあるのか?

ここまでが一連の流れですが、

「なぜこんな面倒な方法をするのか? 特殊景品ではなく、お店で現金を渡せばいいんじゃないんですかね?」

と、パチンコ業界について何も知らない人は思うでしょう。

しかし、店内で直接現金を渡してしまうとソレすなわち「賭博罪」となってしまう可能性が高く、店とお客の間に別の業者を挟むことによって

「オレたち、直接現金をやりとりしてないから賭博してないよ!!」

ということにしてしまっているのです。

上に「別業者」と書いたとおり、パチンコ店と景品交換所はまず別々の会社の人間が運営しています。そう、無関係なはずなんですよ……本来は。

再三書くように、店と交換所は無関係のはずなのです。

しかし、実際にはかつて僕が勤めていたパチンコチェーン店では、それはあくまで「建前」や「法律上の関係」なだけであって、実際にはしっかりと関係を持っていました。

正直に書きますが、マジです。

パチンコ店と景品交換所は「ズブズブ」だよ!

実際、僕が働いていた時にとても多かったことが、

「景品交換所の人間の面倒を、なぜかパチンコ店が見て管理する」

という事がごく当たり前のように行われていました。

具体的に書きますと、

・景品交換所の出勤シフト作成
・交換所内の清掃
・交換所内の設備(紙幣計数機等)がトラブルを起こした時の対応
・交換所のスタッフへのクレーム対応

こうした事務作業からクレーム対応に渡るまでを、なぜか交換所の人間の代わりにパチンコ店のスタッフが対応していました。

はい、ここで「店と交換所は無関係なのでは?」と思ったそこのアナタ。アナタの思考はすこぶる正常なので、ぜひ自信を持ってください。

ちなみに、逆に交換所の人間がホール側の手伝いをすることもありました。

それは何かと言うと、ホール宛ての電話を交換所の人間が代わりに取り次ぎ、

「◯◯さんねぇ、今ホールに出ちゃってるんですよ〜」

という、いわゆる「電話番」をしてくれたのでした……。

特に忙しい時間帯(客が入れ替わる17時前後など)はパチンコ店の人間が全員ホールに出ている事が多いですから、事務所が無人になることもしばしば。

そんな時は、交換所の人が代わりに電話を取り、ホールに伝言をする。そうしたやり取りが、ごく自然に行われていました。

……でもなぜでしょう? 店と交換所はお互いに「無関係」なのでは? と、当時の僕はいつも不思議に思っていました。

いましたが、何というか会社全体が「そこに触れるのはタブー」みたいな空気だったので、店長などには言えずにいました。

景品交換所の人間と仲がいい人

そして一番意味不明だったのが、

「気に入らないホールスタッフを、景品交換所の人間が本部にチクる」

ということがよくありました。

しかもそのチクる相手が、なぜか

パチンコホール側の社長

だったのです……。

そうです、僕たちが勤めていたパチンコホールを運営する企業の社長ですよ。経営者ですよ。代表取締役ですよ?

交換所で働く人たち全員ではありませんが、なぜか社長のプライベートの携帯番号を知っている人も中にはいました。

そしてその番号を知っている人間が、店のスタッフとの間に気に食わないことがあるとなぜか社長へ電話をかけてクレームをつけるのです……。

交換所のいちスタッフなんて、ぶっちゃけアルバイトですよ。無関係なはずの別会社のアルバイトが、本部の社員をすっ飛ばして、パチンコチェーン企業を運営する会社の社長へホットラインを繋ぐという。

……意味不明すぎませんか? なぜ交換所の人間がそんなことをするの? なんの権利があって? というか、なぜそんな事が可能なの? そして社長もなぜそれに従うの?

何度も書きますが、店と交換所は無関係だったんじゃないの??

……という疑問を、社員時代の僕は強く思っていました。

実際、交換所の人間とトラブルを起こしたことが原因で降格や退職をさせられたホール側のスタッフも知っています。無関係なはずの社外の人間が、社内の人事を左右させてしまうとは……!

おかげ様で、両社での力関係は完全に「景品交換所>ホールスタッフ」となってしまっていました。

パチンコ店のホールスタッフになれば、誰しもが

「お客さんに交換所の場所を聞かれても教えるなよ! 店と交換所は"無関係"なんだからな!!」

という風に教育されるはずです。

しかしながら、そんなものははっきり言ってキレイごとであり、「何が無関係だよ、実際はズブズブな関係じゃねぇか……」と言いたくなるような有様でした。

ただし、関係性は地域によって異なる

以上、とある東日本にあるパチンコチェーン企業にて実際にあった話でした。

ちなみに、東京では「TUCショップ」という会社がパチンコ店からの景品交換業務のほぼ全てを仕切っているようです。

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都内のパチンコ店近くには必ずあるであろう、このような黄色い看板。都内在住の方は見覚えがあるのではないでしょうか。

僕は都内のパチンコ店では働いたことがありませんが、こちらではこれまで書いてきたような「癒着」な状態ではないのではないか? と思います。

理由としては、お店と換金所の距離が結構あること。何かトラブルが起こる度にホールのスタッフがあそこまで行っていたら、はっきり言って仕事になりませんし。

おわりに

まあ、パチンコ店の人間が景品交換所の人間に対して何かお世話をする。ということ自体は、法的には何の問題もないのかもしれません。

ただし、

 

「口では"別業者だ!"と言っているにも関わらず、あまりにも干渉しすぎだし、なんで交換所の人間のシフトを作るなどの事務作業までホール側の人間がやってるの? それって本当に"無関係"って言えるの? いい加減おかしいって事に気付けや!!」

 

というような、社員時代に強く思っていた気持ちを今回は記事にしてみました(笑)。

……あ、それと最後に1つだけ。

これは僕が勤務していた会社オンリーの話だと思いますが、その会社ではホール側の社員旅行や新年会に、な・ぜ・か景品交換所を運営している会社のお偉いさんが来ていました。マジです。

というかそのお偉いさんは、僕がいたパチンコ店の元幹部でした。これもマジです。

……もうさ、この事実だけでも「店側と景品交換所というのは無関係ではない!」という事実がご理解いただけるのではないでしょうか?

繰り返しますが、この話を信じるか信じないかは今この記事を読んでいるアナタ次第ですけどね……!(笑)。

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