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パチンコ店にガソリンをまき、放火殺人をした被告の死刑が確定した


Pachinko King

みなさんこんにちは。過去にパチンコ店員をしていたYoshikiです。

今回は「パチンコ店に放火をした男の死刑」の記事について書きます。

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www.sankei.com

2009年に発生した、大阪のパチンコ店へ放火して死傷者が出てしまった事件。このニュースとは、その事件を起こした被告へ死刑が確定したというニュースです。

2016年1月19日に上告審口頭弁論公判が開かれ弁護側は「被告には事件当時から現在まで妄想がある。」として死刑回避を求めた。検察側は「妄想はあるが事件への影響は軽微。極刑はやむを得ない。」と述べた。

同年2月23日、最高裁小法廷は「人出が多い日曜日のパチンコ店を狙った計画的な無差別殺人で極めて残酷かつ悪質。遺族の処罰感情も峻烈」と5人の裁判官全員一致の意見にて上告を棄却。Tの死刑が確定した。

また弁護側は裁判中死刑の絞首という執行方法は「憲法が禁じる残虐な刑罰」であるとし、絞首刑は憲法違反であると主張していたが、同小法廷は「死刑制度が執行方法を含めて合憲なことは判例から明らか」とこれについても退けた。大阪拘置所管内で裁判員裁判による死刑判決が確定するのは初となった。

2018年現在、Tは大阪拘置所に収監されている。

(Wikipediaより引用)

この事件が起きた当時、僕はとある地方でパチンコ店の正社員として働いていました。自分も業界関係者だった事もあり、この事件にはかなりのショックを受けました。

事件現場は大阪でしたが、僕には「明日は我が身かもしれないなあ……」と思ってしまうぐらい、他人事とは思えない事件でした。

なぜそこまで思ったのかと言うと、放火まではいかなくとも、パチンコ店内では「大負けした客が暴れる」という風景は日常茶飯事だったからです。

・店員への恫喝、脅迫
・店員への暴力
・店内設備の破壊
・店内備品の盗難

客の店に対するこうした行為は、もう頻繁にありすぎました。店員にとっては殴られることさえ「ごく普通の日常」の一部でした。

世間一般の仕事では殴られる事が普通って……まずあり得ないですよね?(笑)そんな風にあまりにも当たり前になりすぎていた僕らや店側は、客の粗相を見つけても

「またかよもう……あーめんどくせーな、クソ客が死ねや!!」

ぐらいにしか思っていませんでした。はっきり言って、店も客もどちらとも狂っていたと思います(笑)。

www.youtube.com

この動画は埼玉県のパチンコ店での出来事ですが、実際にこういう事件は全国各地のパチンコ店で起きているでしょう。もちろん、僕が働いていた店でも。

なので、上の動画も放火された事件も、なおさら他人事ではないと思いましたねぇ。

ただし、お客によっては日に10万円以上負けている人もいます。10万円という大金を注ぎ込んだのに、恩恵はほとんど無し。という事も珍しくはありません。パチンコというものは、はっきり言って「ギャンブル」ですから。

そうなっている時に、怒り狂ってこういう行動に出る。もしくは出たい。そういう気持ちは、正直分からなくもないですね。僕も昔はかなりパチンコやパチスロにハマっていたので……。

しかし、やはり店内に「ガソリンをバラ撒いて火をつける」というのはさすがにやりすぎと言わざるを得ません。灯油などとはスケールが違う燃え方をするでしょうし。

まあ、昔はよくトラックが店内に突っ込んでいたという話はよく聞きますけども……(笑)。

チンピラ、暴力団関係者などのいわゆる「アウトロー」な人々も多く出入りするパチンコ店ですが、実は一番怖いのは「カタギ」であるはずの一般のお客なんですよね。

上に挙げた店への「暴力」や「迷惑行為」などで店に被害を及ぼすのは、実はアウトローよりも一般客の方が圧倒的に多いのです。

もちろん、アウトローを怒らせても色々面倒なことになりますが、そういう人々はあまり店員を相手に悪態をついたり、暴れたりはしてきません。なぜなら「お金をたくさん持っている」人が多いからです。

もちろん持っていない人もいるでしょうし、裏社会で得たブラックマネーを使っているのかもしれませんが、とにかく暴力団(特に親分)はお金をたくさん持っています。

ゆえに、負けたことを理由にブチ切れる人は少ないですね。……もちろん、全員ではありませんが。

ちなみにヤクザがブチ切れる時というのは、

「ナメた態度を取られたり、自分の面子を潰された時」

です。それが店員にしろ、他のお客さんにしろ。自分のメンツを潰された時のヤクザは恐ろしいですよ……!

僕が昔いた店では、とあるアルバイト店員が地元の親分さんにナメた態度を取ってしまったがゆえに、その時間帯の責任者だった上司が大変なことになっていました。

「テメエ、指詰めて詫びろ!!」

という事を実際に言われていましたね……(笑)。さすがに詰めはしませんでしたが。

そんなアウトローな人々は見た目もそれなりに気合が入っているから、こっちもトラブルに対してある程度身構えることができます。

しかし、一般の人だとそれが分かりません。それが逆に怖かったですね。

今回の事件だって、まさかガソリンを店内に撒いて放火するとは誰も思わなかったでしょう。店内も非常に狭くて、逃げ遅れた人も多くいたそうですし。

どちらにしろ悲惨な状態だったようで、これがもし自分がいた店だったらと思うと…。
背筋が凍る事件ですよね。

何にせよ、パチンコなどのギャンブルは余裕のある時にやるものです。

生活を切り詰めないといけないほどお金を使ってしまうと、追いつめられて「楽しむ」よりも「取り返す」ことが、パチンコを打つ目的になってしまいます。

ここまで来るともう大変です。パチンコで負けた金額を取り返すのはほぼ無理です。そうでないと、かつて30兆円産業と呼ばれていたほど規模が大きくはなりませんから。

どうか、パチンコは余ったお金で打ってくださいね。

パチンコはあくまでレジャー、アミューズメントなんですから。一応ね。 

コワ〜いパチンコ店の話 (宝島SUGOI文庫)

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