(※この記事は2016年11月30日に更新しました)
みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。
◆目次◆
今回は、こんな記事を読みました。
介護の現場で人気になっているという、パチンコ。
記事によると、ここで出てくるパチンコ台というのは
「介護用に改良されたパチンコ台」
のようですね。
介護用パチンコ台のメリット
上の記事では、
「介護用のパチンコ台で遊ぶことによって、高齢者へ様々なメリットがある」
ということが書かれています。
そのメリットというのは2つあるようで、
メリット① 運動不足の解消
中古パチンコ台のネット販売を手掛ける「グローバルスタンダード」(群馬県桐生市)が開発した最新機は、手でハンドルを回して玉を出す代わりに「足踏み」をすることで玉がでる仕組みを導入した。
パチンコ台の足元にフットセンサーを取り付け、その上で1回足踏みをすると玉が1発出る、というものだ。
足を悪くした利用者のリハビリなどに使用されている。
通常のパチンコ台は、台右下にある「遊技ハンドル」をひねることによって、玉を弾き出します。
しかし介護用パチンコ台は、足を悪くした高齢者のために足元にセンサーを取り付け、そこを押すことによって玉が弾かれるようになっているようです。
高齢者だとハンドルをひねる力も弱そうですし、足で玉を打つという方法は2つの側面から見てよさそうですね。
メリット② 認知症予防に効果がある
中高年を対象にスロットを遊戯中の脳内活動を測定したところ、空間認知に関わる頭頂葉と左側の前頭葉が活性化していることがわかりました。
また、1か月のスロットを使ったトレーニングで認知機能が向上しました。パチンコにも同様の効果があると考えられます。
こちらはパチスロに関する話ですが、パチスロを打つと「脳が活性化」することがあるようです。
パチンコと違って、目押しなどで指を使う頻度が高いからでしょうか。
なんにせよ、お金を賭けなければパチンコというのは、健全な「遊技」になりますからね。それをうまく介護に使うというのは、うまいことするなと思いました。
とある心配
ただ、これをきっかけに「実際のパチンコ店へ行きたがる」高齢者が出てこないか、それだけが心配です…。
まあ、介護施設から出るのは許可が必要でしょうし、
「パチンコ店に行く」というのを理由に、外出はできないでしょう。
パチンコもギャンブルにばかり使うのではなくて、今回のような、社会的に有意義な使い方をもっとすればいいのにと思いました。
そうすれば、今よりパチンコ業界の社会的地位は向上するのではないでしょうか。