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各台計数システムにおけるパチンコ店のメリット・デメリット

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(最終更新日:2018年12月22日)

みなさんこんにちは。

過去にパチンコ店の正社員をしていた経験がある、当ブログ管理人のYoshikiと申します。

最近のパチンコ店では、「各台計数(パーソナル)システム」という設備を導入する店が増えています。

その各台計数システムとはどんな設備か? を簡潔に書きますと、

「パチンコ台の下皿が塞がれており、大当たりをしても玉が外に出てこない機械」

です。

……申し訳ありません。これだと分かりづらいので、Wikipediaから引用します(笑)。

各台計数システム(かくだいけいすうシステム)とは、パチンコ店においてパチンコ・パチスロ台一台ずつに出玉の計測を行うユニットを設置して出玉を管理するシステムのこと。

一般にはパーソナルシステムの名称で知られているが、「パーソナルシステム」はマースエンジニアリングの商品名であるため、他社では一般名称である「各台計数システム」の名称を使っている。

各台計数システム - Wikipedia より引用

と書かれていました。

さすがWikipedia先生、分かりやすいですね!!(笑)

さらに分かりやすくするために画像を載せますと、

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画像元:新設備のご案内♪ | マルハン氏家店スタッフブログ

この写真にある黒いL字型の機械が「各台計数システム」と呼ばれる設備になります。

※上に引用したウィキペディアにも書いてあるように、「パーソナルシステム」と呼ばれる事も多い設備ですが、その名称は「マースエンジニアリング」という会社の商標になっているようです。

台の下皿から玉が落ちる所が塞がれており、パチンコ玉は島の中を循環するので、ドル箱なしでもパチンコを遊技できるというわけです。

それぞれの台から「現在、自分は何発のパチンコ玉を持っているのか?」を確認できるため、各台計数システムという名称がつけられました。

この設備は、3~4年ほど前から導入するパチンコ店が増えています。かつて僕が働いていたチェーン店でも、全店ではありませんが導入している店舗がありました。

導入するということは、そこには少なからず店側における「メリット」が存在します。しかし、メリットの裏には必ず「デメリット」も存在するものです。

ということで今回は、

パチンコ店が各台計数システムを導入することによって、どのようなメリットとデメリットがあるのか?

について書いてみました。

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◆目次◆

パチンコ店が各台計数システムを導入するメリット

①人件費が削減できる

最も大きな恩恵は、なんと言ってもコレではないでしょうか。パチンコ店スタッフの仕事にて多くの割合を占めるのが、

「ドル箱の上げ下げ」

です。

大当たりして、玉が一杯になったドル箱を下げる。お客さんが玉を使い切って空になったドル箱を、玉が一杯のドル箱と交換する。

この繰り返しを、一日何十回も行います。

前述のとおり、各台計数システムは出玉が外に出てきません。ということは、ドル箱を使う必要がありません。

それすなわち、「店員は必要最小限の人数でよい」ということになります。

実際に僕がいた店では、このシステム導入前は240台をスタッフ6人で見ていた部分を、システム導入後は1~2人で見ていました。

各台計数システム導入によって、4人分の人件費が浮く。これは素晴らしいメリットではありませんか。ねぇ?

②パチンコ玉に関するトラブルを防げる

「パチンコ玉に関するトラブル」というのを具体的に書くと、

  • パチンコ玉が入ったドル箱が盗難される
  • 床に置いてあるドル箱を蹴ってしまう
  • 店員が別の客同士のドル箱をごっちゃにしてしまう
  • 交換の際に店員がドル箱をひっくり返してしまう
  • パチンコ台を移動する際にドル箱をいちいち持っていく必要がある

というようなことが挙げられます。(最後のはトラブルと違うけど……)

パチンコ玉が出てこない各台計数システムであれば、これらのトラブルが起きる心配はかなり減らすことができます。

しかも、パチンコ玉が一杯になったドル箱ってかなり重たいんですよね……。他の記事でも書いていますが、一箱8kg以上あります。

その重たいドル箱を運んだり、上げ下げしたりすることによって腰を痛め、働けなくなった人を何人も見てきました。

そういう人を減らせるという意味では、かなりのメリットではないでしょうか。

③遊技客のストレスを減らすことができる

パチンコ玉があることによって、生じる「ストレス」があります。
それは何かというと、

  • パチンコ玉が入ったドル箱を床に置く→通路のジャマになる
  • パチンコ玉をこぼす→清潔感のない店内になる
  • パチンコ玉を触る→手が汚れる、静電気が発生する

というようなものです。特に若い女性客は、こういったストレスに敏感です。

僕がパチンコ店に入社してすぐの頃、当時の上司に

「女性客に好かれるような店すれば、男性客も女性客に連れられて来るようになる!」

と言われました。

女性客は清潔感を重要視しますので、パチンコ玉がなくなりこれらのストレスが解消されれば、パチンコ店の集客力も上がるでしょう。

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パチンコ店が各台計数システムを導入する"デメリット"

①どのぐらい出ているか?が分かりにくい

パチンコ店に来るお客というのは、

「この店はよく出ている(当たっている)か?」

を最重要視します。大当たりをひき、勝って帰りたいのはみんな一緒ですからね。

その「どのぐらい出ているか?」をひと目で判別する方法が、「床にどのぐらいドル箱が並んでいるか?」なのです。

なので、パチンコ店は「どうすればよく出ているように見えるか?」を考えながらドル箱を並べています(ただ床に置いているだけの店もあるけど……笑)。

ちなみにこれを、業界用語で「景品演出」と言います。

各台計数システムでは、この景品演出ができません。よって、お客さんに「どのぐらい出ているか?」をひと目で分からせにくいのです。

②導入費用がかなりかかる

かつて僕が勤務していた店にも各台計数システムが導入されましたが、業者からは

「1台あたり約20万円かかっている」

と言われました。

そのパチンコ店は、パチンコ約560台+パチスロ約240台の合計約800台。
その地域では、トップクラスの大型店でした。

その時はパチンコ台のみに各台計数システムを導入したので、費用は560台×20万円でなんと1億1200万円!!

しかも、導入したのは僕がいた店だけではありませんでした。総額に直すと、一体いくらになったのやら……!!

というように、こういった設備の導入には莫大な費用がかかります。

いくら人件費を削れるメリットがあるとはいえ、この費用を回収するのは大変です。設備投資金が潤沢な会社でないと、できないことですね。

③パチンコ玉が詰まると面倒

パチンコ台同様、各台計数システムでも玉が詰まることがよくあります。

その詰まりを解消させるために、計数設備の部品を少し外す必要があるわけですが、まぁこれが結構めんどくさい。

僕が不器用だというのも理由のひとつかもしれませんが(笑)、詰まりを直してもエラーが消えないとか、そういう体験を何度もしました。

その度に上司や手先が器用な人に代わってもらうわけですが、エラーから復旧させるのに結構みんな手間取るんですよね。

精密機械の量ではパチンコ台の方が圧倒的に多いですが、僕は各台計数システムの方が玉詰まりを直すのは厄介だな……!! と思っていました。

……うん、まぁ僕が不器用なだけなんですけどね(笑)

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おわりに

以上、メリットとデメリットを3つずつ考えてみました。

この各台計数システムについて、僕は

「会社はなぜもっと早く導入しなかったんだ!!」

と強く思っています。

調べてみると、各台計数システムは2008年時点で導入している店舗が60店舗以上あったそうです。(参考記事:業界標準化めざしパーソナルシリーズ第3弾を投入

また、記事は消えてしまっていましたが、2007年には導入が始まっていたそうです。

2007年といえば……まさに僕がパチンコ店に入社した年じゃないか!!

その頃にすでにこのシステムがあれば、「腰が痛くて歩けない」と言って入社3ヶ月で辞めていった同期も辞めていく必要がなかったはず……だ!!

この業界、腰を痛めて辞めていく人はかなり多いですね。コルセットを着けて働いているスタッフは本当にたくさんいます。

そういうスタッフの腰や身体に負担をかけないというだけでも、各台計数システムを導入するメリットはあるのではないかと思います。

……あ、この「腰への負担が軽減する」というのもメリットですね。あら、4つでしたね(笑)

前述したように、導入にはとてもお金がかかるものでもあります。しかし、総合的に見た場合、導入したメリットの方が多いのではないだろうか??

と僕は強く思いました。

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