30代メンヘラ派遣社員のブログ

派遣労働、生活保護、七原くん(配信者)ネタを主に書いています

政治家なら「家族に頼れ」じゃなくて「国に頼れ」と言ってみろ

f:id:ysk_wtnb:20180127141401j:plain

www.newsweekjapan.jp

フランスと生活保護

約6年前に話題になった、お笑いコンビ「次長課長」の河本さんの生活保護受給問題についての記事を読んでみた。いやはや、この記事を読む限りだと、フランスってセーフティーネットに関しては本当に素晴らしい国だと感じる。古い時代からの「ペイ・イット・フォワード」や「ノブレス・オブリージュ」といった騎士道精神(?)が根付いているからなのだろうか。

日本と生活保護

日本人も、ことセーフティーネットにおいてはフランス人の「貰えるものは貰っておけ!」というメンタルを見習うべきだと思う。役所の水際作戦なんて突っぱねて、無理やりにでも申請書を窓口に提出してくる(最近ではそれを実行している支援団体もあるようだが)ぐらいの勢いがあってもいいのではないか。

もしフランスで「生活保護の申請を断られた結果、餓死者が出た!」なんてニュースが流れようものなら、きっとかつての釜ヶ崎暴動のように役所へ火炎瓶が投げ込まれることだろう。フランス国民は「困った時に国に頼る」ことを恥と思わず、逆に「困った時に家族に頼る」というのを恥と思うらしい。だから日本人だって、生活に困った時はもっと国に頼るべきである。金額の大小はあれど、税金を支払っているのだし。

生活保護と納税

生活保護の受給者へ対してよく言われることの中に「税金を払え」というものがある。しかし、そういった批判は気にしなくていい。

たとえば、僕はこれまで10年以上働いて税金を収めてきたし、消費税というカタチでも買い物の度に払っている。たかだか数年、社会保障のお世話になって何がいけないのだろうか? 他の受給者だってそうだ。過去に働いて納税をしてきた人は、その分を今になって少し使わせてもらっている。と思うぐらいでちょうどいい。

ということを書くと、大抵「どうせ大した金額支払ってないだろう」と言われたりする。ならば聞くが、そう批判するあなたの100倍税金を収めている人に「お前は俺の100分の1しか税金を収めていないから役立たずのクズだ」と言われても、素直に受け入れられるのだろうか。生活保護制度を批判する人間の言っていることは、一事が万事そういうブーメラン発言ばかりだ。相手にする必要はない。

自民党と生活保護

自民党は、生活保護制度について「扶養照会を強化し、これまで以上に家族間で養い合う方向に改正していく」という旨の話をよくしている。はっきり言って、これは「改正」ではなく「改悪」である。

ちょうど冒頭に貼った記事が出たころ、片山さつきを始めとした自民党議員が、生活保護制度についてフランスに視察に行ったらしい。それで扶養照会を強化していくとは、一体なにを視察してきたというのか。ただの旅行をしてきただけではないのか。

自民党議員には、生活保護を抜本的に「改悪」しようという目的で結成された、生活保護プロジェクトチーム(PT)という団体がある。そのメンバーに言いたいが、おたくらも政治家ならば、セーフティーネットを家族に求めるのではなく「国に頼れ」と堂々と言ってみたらどうか。政治家ならば、憲法25条を正しく理解すべきである。

政治家は生存権を遵守しろ

そもそも、都内の路上やネットカフェなどで生活するホームレスの人々がいる時点で、生存権がきちんと行使されていない証だ。ホームレスをゼロにするのと同時に、生活保護制度を要件を満たすならば誰でも気軽に利用できるようにする。それが国会議員たちの務めではないのだろうか。

にも関わらず、政治家は生活困窮者を手助けするどころか水際作戦などという違法な方法を使い、生活に困窮している人へ正しく生活保護を申請させなかった。そして挙句の果てには、餓死者を出すという最悪の結末を導いている。

nikkan-spa.jp

はっきり言ってこれまで起こってきた餓死事件とは、政治家と行政が原因となった立派な「人災」である。生活保護制度を変えようとしている政治家たちは、本当にそれを理解しているのだろうか……はなはだ疑問である。

未だにホームレス状態の人がいたり、困窮した末に餓死してしまうような事件が起こっている時点で、現在の生存権と生活保護制度は正しく機能していない。それをさらに改悪しようとしている議員どもは、今すぐ辞職すべきだと強く思う。

生活保護で生きちゃおう!  ―崖っぷちのあなた!  死んだらダメです

生活保護で生きちゃおう! ―崖っぷちのあなた! 死んだらダメです

 
スポンサーリンク