みなさんこんにちは。
現在週4で勤務している会社の上司に
「週4勤務って休みの日に何かしてるの?」
と聞かれたので「いえ、特になにも……」と答えたところ、
「じゃあ、来週から週5でヨロシクね☆」
と言われ、返事する間もなく週5労働が確定したYoshikiです。
ちなみにそこでの賃金は時給と交通費を足すと合計1万円ほどになります。
◆ 目次 ◆
日雇い労働へ行ってきた
前述した週4(来週から5)の仕事が決まるまでの間、ちょっとお金が必要でしたので、数年ぶりに日雇い労働へ従事してきました。
ちなみに行ってきた現場は、某運送会社の倉庫と某清掃会社の手伝い。日給はどちらも8000円前後(交通費込み)でした。
今回はそんな日雇い労働の実態について書いてみようと思います。
※東京都内での日雇い労働を対象としています。
日雇い労働の仕事内容
日雇い労働をした経験がある人には分かると思いますが、基本的には肉体労働ばかりです。仮に軽作業だったとしても立ちっぱなし歩きっぱなし時にはダッシュします。
- 引っ越し
- 事務所移転
- コンサートスタッフ
- 運輸荷物の仕分け
- 家具の搬入、搬出
- 家電の配送助手
- 倉庫で検品、梱包、ピッキング
- 食品工場でひたすらライン作業
- リサイクル品回収の手伝い
- 野菜の検品、出荷作業
……僕あてに最近届いたお仕事メールをざっと見返してみますと、上のような文言がズラズラ並んでおり、非常にカオスな状態でした(笑)。
たまーに「コールセンターでの通販受付」のようなデスクワークがありますが、4年前に僕が働いたその現場は8時間勤務で休憩は10分が3回ほどあったのみでした……。
就業条件明示書には60分休憩ときちんと書いてあったし明確に違法なので、派遣元の会社へ報告しました。ただ、数年経ちましたが返事はありません……。
日雇い労働の賃金
日雇い労働をする人が最も気にするのはココだと思いますが、ほとんどの現場が安いです。最低賃金レベルなのが当然だ! と言わんばかりです。
ちなみに現在の東京都の最低賃金は985円ですが、日雇いの時給は最低賃金ギリギリな990円ぐらいが多く、1000円を超えればまあまあ、1050円を超えれば高給な現場となります。
ただし、引っ越しバイトだけは日給1万円ぐらいを提示してくる派遣会社が多いです。引っ越しは心身ともにキツいことで有名ですので、8000円程度じゃ誰も応募しないのでしょう……。
また交通費に関しては、派遣会社によってバラバラな印象です。全く出ないところ、片道きっぷ分は出すところ、500円まで出すところ、800円ぐらい出してくれるところなど色々です。
と現場によって様々ありますが、1日8時間労働をして日当8000円ぐらいが最も多くなると思います。大都会東京でさえ、1日働いて1万円も貰えない場合が多いわけです。
日雇い労働の現場
都内限定の話にはなりますが、日雇い労働をする場合は郊外に現場があることが多いです。東だと江東区や大田区方面、西なら八王子市や多摩市方面など。
まあ都内中心部に大きな倉庫や工場は作れないので当然と言えば当然ですが、都内のやや中心部に住んでいる僕のような人間は、片道だけで1時間ほどかかってしまいます。
特に朝が早い現場になった場合、朝5時には起きなくてはいけなく、地味にしんどいんですよね。遠距離だと交通費も多めにかかりますし。
日雇い労働の人間関係
最近やった2回の日雇い労働では、人間関係がキツいところはありませんでした。
まあ、1日限りの関係なのでそこまで深く入ってこようとする人もいませんでしたが、かと言って暴言、暴力、逆に無視などは全くありませんでした。
それどころか、清掃の現場で僕を軽くいじってきた人がいた時にそこの社長さんが
「おい、あまりそういう事をやると今はパワハラになるんだからな!」
と言ってくれました(笑いながらでしたが)。
……とは言え、2年ほど前には
こういう現場に行ってしまった事もありましたので、今後も日雇い労働をする場合には油断せずにいこうと思います。
日給1万円を稼ぐ大変さ
前述の通り、仕事内容はそのほとんどが肉体労働。キツいけど、日給は8000円前後。
しかも現場は遠方にあるので、交通費もかさむ。そして場合によっては、精神的ダメージを受けるようなこともされる場合もある……。
そういう環境へ身を置いていると、日給1万円を得ることの大変さや難しさがよく分かってきますね。単純作業が多く頭をあまり使わないので、低賃金でも仕方がないと言えばそれまでなんですけども。
かつて僕がオフィスワークの派遣ばかりやっていた頃は、時給1200〜1400円ほど、現場によっては1500円ほど貰えるような現場も多くありました。
しかし、僕のようなコミュ障は社外の人間を相手にするような仕事は向いていないようです。お客からクレームで怒鳴られたりした日には、立ち直るまでにかなり時間がかかってしまいますし、それが原因で辞めた会社は数知れず……。
おわりに
というわけで、これからも僕は低賃金労働をチマチマやり、日払いで得た日銭をポケットに突っ込み、コンビニや牛丼屋などで食料と安酒を買い、そんな身体に悪い物たちを摂取していくような生活を送っていこうと思います。
仮に高時給な仕事に就いても、またすぐ辞めてしまったら無意味ですので……。

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