みなさんこんにちは。
最近は日雇い派遣ばかりに従事して日銭を稼いでいます。
そんな当ブログ管理人のYoshikiです。
今回は日雇い派遣に複数回行って感じた「メリットとデメリット」について書いてみようと思います。
◆ 目次 ◆
日雇い派遣のメリット
①登録が簡単ですぐ働ける
数年前までは、派遣スタッフとしての登録をするには、わざわざ交通費を自己負担して新宿、渋谷、池袋などへ行く必要がありました。
しかし最近の日雇い派遣をナリワイにする会社では、登録もわざわざ会社へ行く必要もなく、WEBで完結してしまうところが多いようです。
また、仕事へ応募する際も面接の類はせず、希望する現場での募集枠が空いていれば、すぐそこへ入れます。
日雇い派遣はその日限りの「単発」と呼ばれる仕事がほとんどなので、よほど頭がアレな人でなければ断られることはないでしょう。
②仕事内容が簡単
前述の通り、日雇い派遣とはいわゆる「単発」や「スポット」と呼ばれる、その日限りの契約で働くことがほとんどです。
その日限りなので難易度の高い仕事はさせられず、いわゆる「単純作業」と呼ばれる仕事をさせられます。
僕は「倉庫内軽作業」という仕事を選んで応募しますが、それは段ボールへ決められた荷物を入れてベルトコンベアへ流す。
といった、中学生にでもできるようなごく簡単な作業ばかりです。
③すぐに給料が貰える
一般的な企業の大多数は、給与を「月払い」と呼ばれる◯日締め、翌月◯日払いといった支払いサイクルである場合が多いでしょう。
日雇い派遣の会社にも月払いを採用している会社はありますが、それと並行して多くの会社が「日払い」や「週払い」というその月内に給与が貰えるシステムを採用しています。
中でも僕が一番すごいなと思ったのが、仕事前の点呼時にいれば振り込まれる「見込み払い」を使っている会社でした(笑)。もちろん、最後まで仕事をしなければ返金しないといけませんが……。
日雇い派遣のデメリット
①給料が安い
世の中、頭を使う「知的労働」ほど高給になるようにできています。官僚、医者、弁護士、コンサルなどなど……。
その中で単純作業が90%以上を占める日雇い派遣の賃金は、どうしても低くなりがちです。基本的には、最低賃金ギリギリだと思った方がいいでしょう。
また、通勤に必要な交通費が1円も出ない会社もありますし、出たとしても200円など片道分にも満たない少額である派遣会社も珍しくありません。
なので副業で働くにはいいでしょうが、これを本業にするのは止めましょう。でないと、僕のようにワーキングプアから脱せず生活保護に頼る人が増えてしまいます。
②現場は遠方が多い
全部が全部そうだというわけではありませんが、僕が主にやっている倉庫の仕事は、基本的に現場は遠いところばかりです。
理由としては、倉庫というのは広大な土地が必要ですし、近くにトラックがビュンビュンと何台も走れる大型道路も必要です。
都心にそんなものは建てられないので、自然と郊外(都内なら有明、新木場、八王子方面)に建てるしかなくなるわけです。そして、僕らはそこへ電車やバスを乗り継いで行く必要があります。
しかし、①でも書いたように交通費は満足に出ないことがほとんど。時間もお金もかかるので、通勤にはなかなか苦労します。
③精神的に疲れる
同じ現場で継続して働く人も中にはいますが、基本的にはその日しか働かないのがスポット(日雇い)派遣です。
派遣先の人もそれをわかっているので、いわゆるレギュラー勤務(常勤)の人と比べてあまりコミュニケーションを取られず、何というか「よそ者」感をヒシヒシと感じるのが、スポットで働く人間の宿命と言えるでしょう。
人間関係を構築するのが嫌であえて日雇い派遣をしている人にとってはメリットかもしれませんが、僕のようなある程度和気あいあいとやりたい人間にとっては、あのよそ者感に精神がジワジワとやられたりもします。
また、初めての現場というのは何度経験しても緊張感があって疲れてしまいます。
現場の人は怖くないか、休憩はきちんと取れるのか、危険な作業をさせられないか……などなど不安に思ってしまい、前日はいつも憂鬱になります。
おわりに
ここ最近、集中して日雇い派遣をしている僕が思うのは、
「日雇い派遣はコスパが悪いから、あまりやらない方がいいよ!!」
という事です(笑)。
時給は安いし、交通費も出ないし、でも現場は遠いし、変に緊張して疲れるし……。
まあ、逆に何かミスをしても「初めてだから」で済まされることも多いですけど。
ただ、人間関係を構築するのがどうしても嫌だ!! という人は単発の現場で働く方がいいと思います。ここらへんは取捨選択ですね。
以上、先月まで働いていたレギュラーのバイトで人間関係が煩わしくなって辞め、
「これから俺は日雇いで生きていくんだ!!」
と思ったものの、やっぱりレギュラーの方が変な緊張感がなくていいやと思い、週3〜4日ぐらいで働けるアルバイトを探している者からの記事でした(笑)。