30代その日暮らし

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「似非原路上日記。」を今さら読んだ感想

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約9年前のツイートがまとめられた記事を、今さらだがTogetterにて読んだ。

似非原さんについてはお会いしたことはないが、ギークハウスでphaさんと同居しているのをテレビ番組の「ザ・ノンフィクション」を視聴した時に知った。

その後、似非原さんがYouTube Liveをしている時に一度だけコメントしてそれに応答してもらったりしたことがある。まあ平たく言ってしまえば完全な赤の他人だ。

その似非原さんが、かつて短期間だが新宿の公園にて路上生活をしていたらしい。

かつてテレビで「適応障害を持っていて仕事があまり長続きしない」というようなことを語っていた似非原さんだったが、まさか路上生活を経験しているとは思っていなかった。

僕自身も、過去にネットカフェ難民をしたり、路上生活一歩手前の状態で支援団体に助けてもらったり、今は精神病で障害者手帳を持っているような状態になりつつ、生活保護を受けて生活している。

なので、このツイートまとめには妙な親近感を持ちながら読んだ。

路上生活とはいえ人間一人では生きられないものなのか、周りにいる同じ路上生活者と協力関係を築きながら生活をしていっている様子が細かくツイートされている。

それを読んでいると、僕が今の生活保護を受ける生活になってから出会った面々に似ている人々が続々と登場してくるところに、また変な親近感があった。

例えば、知的障害を持っているような女性の話は僕が若気の至り(当時31歳)で1万円をあげてしまった路上生活者の女性(年齢不詳)と重なった。

また、元反社会的勢力に在籍していたとうそぶくおじさんの話を読めば、半年ほど前に僕に因縁をつけてきた、自称「俺様を怒らせたらどうなるか分からんぞ!」系のオッサンに似ていた。

また、路上生活者の中にも上下関係や仲の良し悪しがあったり、何かとカネや食料に執着して取り合いになったりしているのを読むと、生活保護によって最低限度のお金を受け取れるようになっても似たようなことをしている人はいる。

まあ、人と人の関係性なんてどこに行ってもあまり変わらないよね、と感じた。

そんな似非原さんは、最終的に新宿区役所へ行き、生活保護を申請する。

僕は新宿区で長年野宿者支援を行ってきた方に話を聞いたことがあるが、かつての新宿区役所は、生活保護を申請させずに追い返す(水際作戦と呼ばれ、明確な違法行為)ことで有名で、その人もずいぶん苦戦しながら活動をしていたそうだ。

しかし、似非原さんはあっさりと申請ができたという。これはたまたま運が良かったのか、それとも担当した職員が正しい知識を持っている人だったのだろうか。

ちなみに、今回読んだツイートのまとめは2010年のものだったが、2008〜2009年頃にかけてリーマンショックや派遣切り問題の影響で失業者が増え、当時の民主党政権の指示で生活保護の申請が受け付けられやすくなっていた時期だったらしい。

きっと似非原さんも、その流れで申請がすんなり通ったのではないか。なんにせよ、水際作戦をされずに済んだのは良かった。

結局、似非原さんは生活保護を申請した後にとある施設に入った。

ここからギークハウスに住むことになり、前述したザ・ノンフィクションに出演することになる。僕がツイッターをしていた頃に見かけたものだとVtuberのようなものを作ったりしていたけど、今は何をしているのだろうか。

多才な方のようだし、元気でやっているといいけれど。

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